traveler177 ページ35
もぞもぞ起き上がると景光さんも目を覚ました。
諸伏「A、起きたのか?」
『ん……。』
諸伏「うん、いつもと同じ寝起きだな。2回目は見なかったか。」
『うん。景光さんと秀一さんのおかげだよ。ありがとう。それより景光さん、さっきっから携帯の通知がヤバいみたいなんだけど……。』
そう言っていると案の定またピコン!と鳴った。
諸伏「あー……多分ゼロ達だな。」
『え?でも、私のは鳴ってないよ。』
諸伏「昨日、Aのことを流したんだよ。前から使ってた警察学校組のグループLINEに流したからAには届かないんだよ。」
『昨日のこと流した!?ちょっ!!何でそんなこと!!』
諸伏「教えといて損は無いだろ?それに、ちゃんと教えないとアイツら後々面倒になるんだよ。」
景光さんはそう言って携帯に手を伸ばした。
萩原《朝起きてビックリしたんだけど!!どういう事!?》
松田《Aは大丈夫なのか!?諸伏、ちゃんと報告しろ!!》
伊達《正直気が気じゃない。早めの連絡頼む。》
降谷《おいヒロ!!あれから連絡が全くないんだが!?結局どうなったんだ!!》
諸伏《悪い……寝てた。Aは心配しなくて大丈夫だ。ちょっと怖い夢を見てしまっただけらしい。》
景光さんは携帯に集中。
私が参加してないグループLINEなので、蚊帳の外状態。
後ろから私の頭に手が乗る。
『秀一さん。おはよう。』
赤井「あぁ、おはよう。どうだ?少しは寝れたか?」
『お陰様で。昨日はご迷惑をお掛けしました……。』
赤井「気にするな。頼ってくれて嬉しかったよ。」
『ハァー……秀一さんのスパダリすぎてしんどい……。』
しばらく景光さんは放置。
私は秀一さんと一緒に朝食をとることにした。
ー食後ー
諸伏「A、ゼロにAの戸籍を調べてくれないかと頼んでおいたよ。本当に大丈夫なんだよな?あと、アイツら心配で仕方ないらしい。この後萩原の家に集まるぞ。」
『ありがとう。あと、それはいいけど……なんか、行ったら質問攻めにあいそう……。』
諸伏「俺がフォローするよ。」
景光さん、はっきり言っていいですか?
ムッチャ怖いです!!
昨日見た夢ばりに怖いです!!
でも、行かない方がもっと怖いので、ガクブルしながらも行く事になった。
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ReiRa - 楽しく読ませていただいていますがそのままでも気にする人はいないと思うのですがtraveler189の次が190じゃなくて200になっていますよ (2019年1月2日 16時) (レス) id: 8abc7706e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずポン酢(プロフ) - アオさん» お久しぶりです!!アオさん受験生だったんですね!!アオさんは勉強で私は小説ですが、お互い頑張りましょう!! (2018年10月14日 16時) (レス) id: 5b0d947a54 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずポン酢(プロフ) - Akiko Taneiさん» 指摘ありがとうございます。修正しました。 (2018年10月14日 16時) (レス) id: 5b0d947a54 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - ハロ可愛いです!自分なら雄だと思うけどなぁ……ハロって性別は雄だと思います!続き頑張って下さい! (2018年10月14日 15時) (レス) id: 4b63d11e04 (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 好きです!凄く好きです!凄く面白いし応援してます!更新待ってます! (2018年10月10日 8時) (レス) id: dbeede1e64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずポン酢 | 作成日時:2018年9月23日 14時