【名探偵コナン】夢色traveler4

traveler157 ページ15

部下1｢あなたは降谷さんを、怖いと思ったことはないんですか？｣





『そう聞いてくるってことは、皆さん1度は殺気に当てられてるんですね……。』





全員が一斉にAから視線を外したwwww



やばいなコレwwww



傍観側すっげえ楽しい♬





『怖いと思ったことは少しあるかな？でもそれはまだお互いのことほとんど知らない時だったから……仲良くなってからはそう思ったことは1度もないです。ここだけの話、零さんは不器用クーデレなだけなんです。突き刺さるような鋭い言葉でもその裏には必ず愛という名のデレがあるんです！！』





部下1｢つまり……照れ隠し！！｣





『それです！！』





あ、これはひどい勘違いを埋め込んだぞ。



少し、放置しすぎたか……。



まぁ、良いだろう！！



これはこれで面白そうだ！！(人事だと思って、現状をただ楽しんでる)



部下とコミュニケーションをとるAを端に追いやり、耳だけはあっちの会話を聞きながら、ゼロの仕事減らしに没頭した。





ーAsideー

あれから結局、怒涛の質疑応答責め！！



部下の皆さんは最後まで私が彼女なんじゃないか説を立てていたが、最後まで”違う！！”と念は押しといた。



結果が付いてくるかどうかはわからない。



そんな誤解されたままだったら零さんに迷惑がかかってしまうかもしれないのに、私では力不足でした！！



全力は尽くしました！！



あとは、零さんお願いします！！



残党潰しまでお願いします！！



そう言えば零さん戻ってこないな……。



時刻は定時を告げて結構時間が経っているが、部下が、帰る様子はほとんどなく、まだたくさんの人が警察庁に残っている。



それでも帰ってる人は何人かいる。



それこそ零さんみたいに少し徹夜をキメてた人とか、馬車馬のように働き、とりあえず仕事を終わらせられた人とか様々だ。



私は仕事してる人達を少し離れた空いてる席から見ていた。



景光さんもゾーンに入ってるしなぁ〜。



集中してるなら、邪魔はしたくない。





風見｢降谷さんを待っているんですか？｣





そう言いながら隣の席に腰をかけてきたのは風見さん。



手には缶コーヒー。





『最初は零さんだったんですが……今は景光さん待ちですね(苦笑)。』





風見｢一緒に帰られるんですか？あ、1本どうぞ。｣





『ありがとうございます。如何せん帰る場所同じですし、来た時も景光さんの車だったんで……。』

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