traveler51 ページ4
私はそれを追いかけて、2人でエレベーターに乗り込んだ。
『陣平さ〜ん今夜、何食べる?』
松田「冷蔵庫の中身で作れるヤツ。」
『この華麗に予想の斜め上を行く返答wwww』
松田「今から買い物なんて冗談じゃねぇよ。」
『そうそう、お昼勝手に冷蔵庫の中使っちゃったけど、よかった?分からなかったから、一応使った食材だけスーパーで調達してきたんだけど。』
松田「だから、袋持ってたのか。」
どうでもいい話をしているうちに部屋の前についた。
スペアキーの出番はなく、陣平さんが鍵を開けて中に入る。
私も続けて中に入ると、陣平さんが両手を広げて私の前に立つ。
あれ?これ、デジャブ……。
松田「……おかえりA。」
『!!…ふふっwwwwただいま!!』
陣平さんがやろうとしてたことを理解した私は靴を脱いでから素直にその胸に飛び込んだ。
やっぱり迎えてくれる人がいるっていいね!!
玄関先で少し戯れたあと、私は夕食作りのためにキッチンへ。
冷蔵庫の中身はやっぱりそれなりに充実してるけど、時間も時間だし、お手軽に出来るやつがいいよね。
松田「なんか、作れそうか?」
『作れそうどころか、申し分ないくらい、食材揃ってるwwww』
後ろから陣平さんが覗き込んできた。
お互いに頭をフル回転させる。
松田「お前、決まった?」
『まだ、考え中。』
松田「じゃあ、交代。リビングで座って待ってろ。」
『え?陣平さん決まったの?』
松田「男飯でいいんだったら作ってやるよ。」
マジ!?
陣平さんの手作り料理っすか!?
めちゃめちゃ興味があるんですけど!!
あと、男飯なら向こうの世界でさんざん研二さんの食べてたから問題なし!!
『やったー!!陣平さんの手料理!!』
松田「んな、はしゃぐようなもん作れねぇからな!!」
『物はなんでもいいのよ、物は。陣平さんが作っていうのに意味があるの!!』
松田「だぁぁぁぁ!!わかったから、大人しくして待ってろ!!」
最後、言い放った時心なしか陣平さん照れてたような気がする。
全く…可愛いかよ!!
ー20分後ー
『なにこれ、普通に美味しそうなんですけど。』
松田「見りゃわかんだろ。牛丼。」
『陣平パイセンすげぇ!!』キラキラ
松田「すっげえ尊敬の目で見てくるけど、お前も作れるだろ?」
868人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜空(プロフ) - いつも楽しみにしてます最近頑張ってください応援しています (2021年4月20日 21時) (レス) id: 15c1247fea (このIDを非表示/違反報告)
ゆずポン酢(プロフ) - りんださん» 報告ありがとうございます!!修正しました、お恥ずかしい限りです(汗)これからもよろしくお願いします!! (2018年9月14日 0時) (レス) id: f47f69055e (このIDを非表示/違反報告)
りんだ(プロフ) - 94話に93話の冒頭が混じってますよー 無理なさらないように、更新待ってまーす!(*^^)v (2018年9月14日 0時) (レス) id: 7e58e4f9c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずポン酢(プロフ) - ゆきなさん» キッドとの絡みですね分かりました!!採用させていただきます!! (2018年9月10日 21時) (レス) id: f47f69055e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 松田さん格好いい!私からのリクエストでキッドとの絡みもいれてください (2018年9月10日 8時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆずポン酢 | 作成日時:2018年8月26日 23時