【名探偵コナン】夢色traveler

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安室｢起き上がれそうですか？水を持ってきたのですが……。｣





『なんだか、すいません…。ありがとうございます。』





目眩は治まっていた。



まだちょっと違和感があるが、動くのに支障は無さそうだ。



安室さんからコップを受け取り、水をゆっくり流し込んだ。





安室｢吐き気の方は大丈夫ですか？｣





『あ、はい。なんとか治まりました。何から何まですいません。』





安室｢謝らないでください。この暑さですからね。仕方ないですよ。とりあえず、ゆっくりでいいので、そのコップ1杯分は絶対飲んでください。｣





『わかりました。』





はい！ポアロ長居決定！！



なにそれしんどい……。



でも、ちょっと感動してる…だって喫茶ポアロだよ！？



”内装こんな感じなんだー”とかさ、あれだよあれ！！



有名人に会って”本物だ！！”ってなる感じ、あれと一緒だよ！！



なんて、思ってると向かいにコナンくんが座った。



おっと……ちょっと待って？



これ、事情聴取フラグかな？





コナン｢僕ビックリしたよ！！友達のところに遊びに行こうとして外出たらお姉さん、しゃがみこんでるんだもん！！｣





うん、その案件に関してはお姉さんもビックリなんだわ。





『ビックリさせちゃってごめんね？少し休めば大丈夫かな？って思ってたんだけど。それより、友達のところ遊びに行こうとしてたの？早く行った方がいいんじゃない？』





コナン｢気にしないで。特に約束してた訳じゃないんだ。暇だったから、誘いに行こうとしただけなの。｣





あー、つまり今のは嘘かな？



変に思われないようにするためのカモフラージュかな？



お姉さん大人だから、見逃してやろうじゃないか！！





コナン｢お姉さんもお出かけだったの？｣





『まぁねー、ちょっとフラフラあてもなくショッピングするつもりだったんだけど、まさかこんなことになっちゃうとは…。』





コナン｢そうだったんだ！！そのわりにはお姉さん随分ラフな格好してるね｣





『気になる？だって、1人ショッピングだよ、？オシャレしたって仕方ないでしょうwwww』





コナン｢あっ、そうなんだ、。僕はてっきり友達と行くのかと…。｣





おいこら、そこ苦笑いしない！！



別に友達がいないとかじゃないんだからね！！



本当はもっと攻め込まれるのかなと思ったけど、なんだか妙に一線引いてる感じがするな…。

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