【名探偵コナン】夢色traveler

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『これをお守りって言ったの研二さんでしょ！？あんなこと言われたら、マジでご利益ありそうで……/////。私にとって、みんなが残して言ってくれたもの全部お守りみたいなものなんだよ！！なんか悪いか！？お“ぉ“！？』





松田｢……/////。そうだ。忘れてたコイツ、こういうやつだった。｣





萩原｢もう、Aちゃん大胆〜/////。｣





伊達｢お前のためになってたなら、その残されたものも本望だっただろうな。｣





さすが航兄さん、神対応。



んで？逆ギレしたにも関わらず、なぜ爆処組は赤面してるんだい？



それについてお姉さんは、ツッコむところなのかな？



なにかする前に“ほっとけ！！“って陣平さんに一蹴りされたけどね。



こうやって会話するのも、顔を見るのも久しぶりで自然にテンションはあがり、飲みは毎度おなじみ宴会状態になっていた。



私も私でいつもよりもハイペースでお酒を流し込んでいた。





ー松田sideー

最初は耳を疑った。



ちょっくらタバコを吸いに喫煙室に向かう途中で、向かい側から佐藤と高木が歩いてくるのが見えた。



高木は分からねぇけど、佐藤は何やら救急箱をもっているようだった。



あいつ、怪我でもしたのか？



どう見ても高木が怪我をしている様子はなかったから救急箱を持ってる本人が怪我したもんだと思ってた。



2人は何やら楽しそうに歩いてたから、すれ違いざまに軽く会釈すりゃいいやと思ってたのだが、近づくにつれてだんだん聞こえてくる会話とその会話の中で上がった名前に俺はそんなこと頭から吹っ飛んでしまった。



すれ違う佐藤の肩を掴み、歩みを止めさせる。





松田｢おい、今話してた会話の中で出てきた名前、もう1回言え。｣





佐藤｢な、なに？急に。パトロールの途中で遭遇したコンビニ強盗事件の被害者の1人で名前はAAさん。それが、どうかした？｣





どうやら聞き間違いではなかったらしい。



必要以上に聞き覚えのある名前に一瞬思考が止まった。



黙り込んだ俺に佐藤と高木は不思議そうにしていた。



そんな時、俺の後ろから萩原が声をかけてきたがあいつに構ってる暇はなかった。





松田｢場所は？そいつがいる場所。｣





佐藤｢そんなこと聞いてどうするのよ……第３会議室だけど。｣





気がつけば足が勝手に動き、走り出していた。





佐藤｢ちょっと松田くん！？｣





高木｢松田さん！！｣





萩原｢え！？何事！？おい！！松田！！｣

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