【名探偵コナン】夢色traveler

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こころなしか航兄さん少し照れてる気がする。



本当にナタリーさんのこと好きなんだねぇ〜。



原作でナタリーさんは航兄さんの死のショックで自害していた。



でも確信したね、航兄さんが生きてる同様、ナタリーさんも生きてるわこれ。



これはみんなに言うつもりは無いんだけど、私の世界の原作では何も変わらず、みんな死んでる状態で話が進んでいた。



でも、トリップしたこの世界では、原作で死んでるはずのみんなが生きている。



もしかしたら私がトリップしてるのは原作とは違う、たくさんあるであろう、パラレルワールドの1つかもしれない。



だから、この先の展開も原作通りにはいかないかもしれない。



だからってどうにかするって訳じゃないし…そもそもどうしようも出来ないだろうし。



ただ流れに身を任せることしかできない。



でも、できるだけ足掻きたい、誰一人死ぬことなく楽しい時間が続くように。





松田｢俺もすっかりタイミングを逃して聞けなかったことがあるんだけどいいか？｣





『なんざんしょ？』





松田｢それ、襟にかけてるやつ、俺があげたサングラスだろ？｣





『ーーーっつ/////！！』





わ、忘れてた！！



そうだ！！



今の私の装備、トリップメンツには1番見られたくない状態になってるんだった！！



しかも、それを本人に指摘されるって一体どういう羞恥プレイ！？





萩原｢あ、言われてみれば。腰に巻いてる服は諸伏のパーカーじゃね？｣





『あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！もうやめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ/////！！』





こんなの、恥ずかしくて死ねる！！



いっそ殺せ！！





伊達｢お前ら、消える前にそんな粋なことしてたのかよ。俺も何かあげれば良かったな。｣





松田｢いや、緑川は渡してなかったから、大方向こうの世界に置いていったやつ勝手に拝借したんだろ。｣





『もう、この話題やめよ！！いじめかっこ悪いよ！！』





松田｢おーおー。顔真っ赤だなwwww図星で恥ずかしいかwwww｣





コイツ………！！



私のことからかって遊んでるだろ！！



悪い笑みが隠しきれてないよ！！





萩原｢A、俺があげたタバコとライターも持っててくれてるの！？なんか、思いのほか嬉しいんだけど！！｣

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