【名探偵コナン】夢色traveler7

宝物にはお酒を添えて【優奈:フリー】5 ページ42

まぁ、クリスとコナンくんのやりとり見て何となくは察しているけど、私は一応無知の知らない人間設定だから、ボロ出さない為にも黙りにしておいて良かったのだろう。


そういうことにしよう！！


せっかくコナンくんも気を使ってくれたことだしね！！


私のせいで水の泡とか笑えないからwwww



ー夕方ー

クリス｢じゃあね、Kitty、シルバーブレット。楽しかったわ♪｣





『いえいえ、こちらこそ楽しく過ごせた上にご馳走にまでなっちゃって。』





クリス｢いいのよ、Kittyにはいつもお世話になってるからそのお礼よ♡｣





『お世話も何も仕事として接客してるだけなんだが……。』





クリス｢細かいことは気にしないの！！シルバーブレットもまたね？Angelによろしく♪｣





コナン｢するかよバーロー。おめぇの一方的なやつだろ？伝えたところで理解しねぇよ。｣





クリス｢そこは嘘でも”Yes”って言っておくものよ。覚えておきなさい。｣





コナン｢へーへー。さっさと行けよ。｣





クリス｢なによ、つれないわねぇ。｣





クリスとコナンくんのやり取りが可愛すぎる！！


もっと、前もって言ってくれれば、動画撮ったのに！！


永久保存版にしたのに！！


クリスはタクシーに乗って行ったので店前解散。





『さて、じゃあ帰ろうか、コナンくん。』





私はコナンくんを毛利探偵事務所まで送り届ける係。


大人としての責務ね！！





コナン｢A姉ちゃんって本当に色んな人と繋がりがあるよね……。もう少し何とかしたら？｣





『うっ……ぐうの音も出ない……。でもなぁ……せっかく出来た縁だしなぁ。』





向こうの世界で一時有名になった、綺麗な彗星と相手の名前を問う映画で印象的なシーンがあった。


ヒロインの女の子のおばあちゃんの言葉だ。


”結び”細かいセリフまでは忘れちゃったけど、この言葉は凄く印象に残った。


結びは私達の人生に大きく係わっていて、それでいて大切なもの。


そんな印象を受けた私が今、この縁を無化に扱うことは出来ない。


コナンくんや警察学校組のみんなが心配してくれてるのは痛いほどわかってるけど、自分の身にまだ死期が迫ってないと分かってしまうと、どうしても……。


その上、なんだかんだ言いつつ、私に優しくしてくれるあの人たちを知ってしまうと、余計に。

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