【名探偵コナン】夢色traveler7

一触即発？【優奈:フリー】4 ページ36

ジン｢どっちでもいい。｣





『どちらにせよ友人達に怒られそうなんで(※確実に怒られる)やめときます。』





ジン｢そんときゃまた攫うまでだ。｣





『物騒！！本当にやめて！！拉致る際は完全事前予約制にしますよ！？』





コナン･灰原｢｢そうじゃないでしょ！？｣｣





『あ、動いた。』





ジン｢ﾌﾝｯ……。じゃあな、A。｣





『え？あ、はい！！ウォッカさんやベルモットさんによろしく伝えといてください！！』





ジンさんの去っていく背中にそう言うと、片手を上げて答えて行った。


いや……カッコイイかよ……。


つか、ジンってプライベートだとポニーテールにしてるんだね！！


ドチャシコ可愛い！！


性癖どストライクだったんだけど！！





コナン｢ちょっとAさん！！なに普通にジンと喋ってんだよ！！｣





『いや、思ったより会話が続いたもんだら……私もビックリだわ！！あとコナンくん、君盛大に笑ったな！？』





灰原｢…………ちょっといくらなんでも気に入られすぎじゃない！？｣





『おわっ！！哀ちゃんも復活したんだね。』





灰原｢笑ったのよ？あのジンが！！あなたと中身のない会話で！！こんな事ある！？｣





それがあっちゃったんだなぁ〜。


あの人かなりご機嫌だったよね。


血相変えている2人に対して呑気に返す私にコナンくんと哀ちゃんはアイコンタクトした後、思いっきり腕を引っ張って何処かに連れていこうとしてるではないか。





『え？ちょっ……コナンくん？哀ちゃん？どこに？』





問答無用でズカズカと進む2人だが、流石に大人と子供じゃ足のリーチが違うわけで、躓くことは無かったが、せめてどこに向かってるのかは教えて欲しかった。


今私は人生最大のピンチに立たされているのかもしれない……。


普通にさっきのジンより怖い……。


いや、前言撤回、組織活動してるジンより怖いわ！！





コナン･灰原｢｢安室さん！！この人の事何とかして！！｣｣





あれよあれよとポアロに連れてこられたかと思ったら2人のこのセリフだ。


そして、なんの躊躇いもなくさっきまでの出来事を暴露しやがった！！


それも、1番しちゃいけない人に！！


案の定、零さんからは”ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ……”と地鳴りが聞これるレベルでヤベぇオーラが垂れ流しにされた。


しかし、ここはポアロ。


あくまでも彼は”安室透”。




ニコニコ笑顔を保ちながら、無言の圧力。

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