【名探偵コナン】夏色traveler

traveler46 ページ47

見つけてすぐに構造を把握して、解体に取り掛かろうとしたが、その瞬間爆弾の液晶パネルにもう1つの爆弾の在処を示唆するメッセージが表示された。



俺は爆弾犯の狙いに気づいた。



今、俺が置かれている状況と2つ目の爆弾の在り処の見当を俺の教育係の女に電話で伝える。



まさか、こんなことになるとはな……。



爆弾は解体せず、俺は次の暗号を手に入れることにした。



そして、ヒントが表示された瞬間に2つ目の爆弾のある場所を推理し、すぐにその場所を教育係の携帯電話にメールで送信した。



ったく、本当ついてないな。



4年前、憎悪をむき出しにして、“あいつの仇を打つと“豪語してたのが、嘘みたいだ。



結局は俺も、1人の警察官ってことなんだろうな…。



悪いな萩原…どうやらおまえとの約束は…




ドカーン！！







*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*

ーAsideー





『研二さん！たっだいま〜！！』





萩原｢おかえりAちゃん。仕事、お疲れ様。今日はいつにも増してハイテンションだねwwww｣





『だって、花金だよ！！ちゃんと、研二さんの分のお酒も買ってきたから、やること全部済ませたら一緒に飲もう！！』





萩原｢おぉ！！そういうことなら任せろ！！風呂からあと片付けまで急ピッチで終わらせてやる！！｣





『いいね〜♬そう来なくっちゃ！！』




もう研二さんが来て1ヶ月になろうとしていて、私と研二さんの同居生活も当たり前の毎日になりつつあった。



そうして訪れた何回目かの花金。



やること？



変わるわけねぇだろ！！



花金は晩酌するって相場が決まってんだよ！！



私はこれを変えるつもりは無いからな！！



やっと念願叶って成人して、お酒が合法で飲めるようになったんだ！！



存分に楽しんで何が悪い！！



そりゃ…成人前に何回か飲んだことあるけど…ってまずい、まずい。



現役警察官、研二さんの前では口が滑っても言えねぇな。





萩原｢ん〜？ぶっちゃけ俺、そこにそんなに厳しくないwwww｣





『はわっ！？えっ！！何！？』





萩原｢ククッwwwwAちゃん、普通に声に出てたよwwww｣





『マジかよ…不覚だった…。というか、厳しくないとは？』





萩原｢だって俺、松田と一緒に警察学校時代から普通にタバコ吸ってたからな。｣





『そんなんでいいのかよ！！未来の警察官！！』





萩原｢バレなかったから問題ない！！｣ﾄﾞﾔｯ

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