traveler4 ページ5
けど、そんな考えが頭をよぎった時、心臓がキュッてしたんだよ!!
良心が傷んだんだよ!!
”お人好しってか!?”そんなん自分が1番よく知ってるわ!!
しかし、相手は男の人。これ、私運べるのか?
〜奮闘すること20分〜
『あー!!クッソ!!こんなこと2度とするもんか!!』
結果、あまりにも無謀でした。
もう、浴槽から出すのに一苦労!!
重くて持ち上げるのなんて不可能に等しくて、引きずる状態でなんとかリビングに連れてくることが出来た。
本当はベッドまで運んであげようと思っていたんだが、無理だわ…しかもこれ、明日絶対筋肉痛になってるフラグ…。
とりあえずこの人は、さっきまで私が晩酌していたソファーに寝かせることにした。
それにしても…
『こんな意味不明な状況でも確信を持って言える…普通にイケメンじゃねぇか…。』
そう、文句無しのイケメンさんだったのだ。
何?今どきの警察ってこんなにイケメンなもんなの?
男性が気を失っているのをいいことに思わずガン見してしまう。
年は私より若干年上か、同い年ってところだろう。
兎にも角にもこの人が目を覚まさない限りことは何も進まない。
風邪を引かれても困るので気休め程度ではあるが毛布をかけて、私は飲みかけの缶チューハイを傾けた。
『(ぬるくなってる……。)』
早く目を覚ましてくれることを祈ろう。
*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*
ソファーを背もたれにして地べたに座りイケメンさんを背後に携えながら黙々と晩酌を続けていたら既に2本目の缶チューハイを開けていた。
時刻は午後11:45、イケメンさんは未だ目を覚ます様子がない。
こりゃ、朝までコースかなぁ〜。
素性もわからないイケメンさんを放置して自室で寝るというのは流石に少し戸惑った。
それは流石に危機感無さすぎだと自覚したんだよ!!
まぁ、夜更かしなんて今に始まったことじゃないしいいんだけどね?
流石にアルコール回ってきたかなぁ…と思った時だった。
?「…ん?……あ?」
背中から声が聞こえた。
突然のことに驚いたけど、若干の期待を込めて振り返れば目が合った。
でも、イケメンさんの目は半開きだ。
『お目覚めですか?』
イケメンさんの目の前で手をヒラヒラとさせながら問うと、少しの時差があったものの急に目を見開いて思いっきり起き上がった!
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ゆずポン酢(プロフ) - 命亜さん» あぁ!!本当ですね!!修正します!!ありがとうございます!! (2022年5月16日 21時) (レス) id: 94bbff69b5 (このIDを非表示/違反報告)
命亜 - 7話なんですけど、花、米、町じゃなくて米、花、町では? (2022年5月16日 20時) (レス) @page8 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
reia(プロフ) - くさん» だったら、夢小説自体読まなければいいんじゃないですか?それに、わざわざ言う必要あります?書かれていないのを見つけてそれで満足しておけばいいじゃないですか? (2022年3月25日 0時) (レス) id: 0d7a47aa6b (このIDを非表示/違反報告)
く - 内容がどんなに面白かったとしてもwを使う書き方はまじで無理小説読んだことないの?って思う (2020年7月17日 15時) (レス) id: a025419695 (このIDを非表示/違反報告)
米つぶ(プロフ) - 36話同僚のセリフ「一世一隅」ではなくて「千載一遇のチャンス」では? (2018年10月15日 3時) (レス) id: 1dae318618 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずポン酢 | 作成日時:2018年7月14日 15時