【名探偵コナン】夏色traveler

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因みに洗濯は単純に下着問題。




これに関してはすぐ了承してくれた。




『夜ご飯は私が作るね。流石に何もしないわけにはいかない。』




萩原｢でも、帰ってきてからご飯作るって、それじゃあAちゃん疲れちゃうでしょ？｣




『いやいや！！流石にそれすらしなくなったら私、ただのヒモ女！！』




萩原｢仕事してるからヒモにはならないよ。｣




夜ご飯すら取られてしまったら、私は勝手に仕事に行って帰ってくるだけになってしまう！！




そりゃ、帰ってきたら迎えてくれる人がいて、既に美味しいご飯が用意されているってのはありがたいし、楽できるけど、そうじゃない気がする！！




私がかたくなに“作る！“と言っても、研二さんも意外と譲らなくて、平行線になってしまった。




萩原｢仕方ない…妥協案だが、当番制にするってことでどう？｣




『ほう…当番制。具体的に？』




萩原｢憂鬱になりがちな月、水、金は俺が作る。残りの火、木、土日は任せるって形でどうだ？｣




『やだ…研二さん天才！！』




萩原｢だろぉ〜wwww｣




決まると早いんだよな〜。




でも、良かった！！




お互いに納得できたし、無理のない家事ができそうだ。




それに、研二さんの手料理楽しみwwww





まぁ男女問わず、一人暮らししてたら必要最低限はできるか…。




今思うと、研二さんが来る前は結構サボってたりとかしてたからなぁ〜。




あれ？もしかして私、結構前から女子力捨ててた感じ？




他にもゴミ捨てだとか、お風呂場の掃除とか、項目はそんなに多くなかったけど、分担できる家事はなるべく決めた。




決めた項目を書き留めて、しばらくは冷蔵庫のところに貼っておくことにした。




ゴミ出しの表と一緒に！！




分担した家事を実践するのは明日からってことになり、今日は問答無用で私が担当した。




研二さんもいい大人だし、きっと大丈夫！！




そう信じて明日の仕事に励もう！！




んでもって、意地でも絶対定時にあがってやる！！






*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*



ー萩原sideー

萩原｢ありゃ。もぬけの殻…。｣




朝、目が覚めたのは8時だった。




その時には既にAちゃんの姿はなく、“あぁ、仕事に行ったんだな“と寝ぼけた頭で理解した。




テーブルにはラップがかけられた朝ごはんと、置き手紙。




ありがたいね〜。




けど、起こしてくれればよかったのに…。

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