traveler20 ページ21
仲良く食事を終わらせたら、今度は日用品の調達だ。
『まず、食器は一通り揃えたいね。研二さん専用のマグカップもあった方がいいよね。それからシャンプーとか歯ブラシとか、洗面用品も必要か。』
萩原「Aちゃん、本当に必要最低限でいいからね?金銭面もあるだろうし。」
『心配してくれてありがとう。でも、今のところ必要最低限でしょ?あ、髭剃りとかも必要か!!』
萩原「Aちゃん、しっかりしてるね。」
今はG.〇の時と真逆になっていて、私が先陣をきって商品を探して、その後ろをかごを持った研二さんがついてきている。
『あ、そうだ…。研二さん、タバコ吸うんだよね。』
萩原「うん。あ!もしかしてタバコ苦手?そういうことなら俺、タバコ控えるけど。」
『あ、いや…タバコ吸うんだったら灰皿買おうかなと思ったんだけど…』
萩原「Aちゃん…マジいい子…。」
『え?どうしたの急に…?』
突然手で顔を覆ってそんなことを言うもんだからビビった。
どうやら体調不良ではなさそうだから、あまり触れないようにするけど…。
店をはしごして、必要なものを揃えると、買い物をする前に研二さんが言っていた通り、荷物の重さはそこそこ重量があった。
でも、これで研二さんが不便のない生活が送れるなら文句はない。
『帰ってから買出しに出るの面倒だから、ここで食材も買って帰っていい?』
萩原「もちろん!!あるよね〜帰っちゃうとそっから出かけるの面倒になるの。」
『夕飯のリクエストとかある?』
萩原「Aちゃんの手料理でしょ!!じゃあ、オムライス!!」
『………なんか、お母さんになった気分。』
お互い名前呼びになって、堅苦しい敬語を外して、昨日よりは何となく距離が近くなった研二さん。
距離が近くなった途端、彼が幼く感じることが増えたような気がする。
その度に保護者になった気分になってしょうがない。
あれ?研二さんって私より年上だよね!?
とりあえず、今日の夕飯に使う分だけを淡々とカゴに入れていく。
んー、オムライスだけじゃ物足りないよなぁ〜。
サラダとスープも付けるか。
サラダは袋売りしてるやつでいいや!!
スープはコンソメスープにするかなぁ〜。
頭の中であーだこーだ考えながら歩みを進める。
その間、研二さんはニコニコしながら隣を歩いていた。
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ゆずポン酢(プロフ) - 命亜さん» あぁ!!本当ですね!!修正します!!ありがとうございます!! (2022年5月16日 21時) (レス) id: 94bbff69b5 (このIDを非表示/違反報告)
命亜 - 7話なんですけど、花、米、町じゃなくて米、花、町では? (2022年5月16日 20時) (レス) @page8 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
reia(プロフ) - くさん» だったら、夢小説自体読まなければいいんじゃないですか?それに、わざわざ言う必要あります?書かれていないのを見つけてそれで満足しておけばいいじゃないですか? (2022年3月25日 0時) (レス) id: 0d7a47aa6b (このIDを非表示/違反報告)
く - 内容がどんなに面白かったとしてもwを使う書き方はまじで無理小説読んだことないの?って思う (2020年7月17日 15時) (レス) id: a025419695 (このIDを非表示/違反報告)
米つぶ(プロフ) - 36話同僚のセリフ「一世一隅」ではなくて「千載一遇のチャンス」では? (2018年10月15日 3時) (レス) id: 1dae318618 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずポン酢 | 作成日時:2018年7月14日 15時