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で、ほんま運がいいヤツ。
香奈は早番らしく快くＯＫしてくれた。
俺らももちろん仕事やけど、そんな遅くまでになるスケジュールちゃうから、
一回帰ってタツひろって香奈んとこ回って、
ちょうど同窓会の終わる頃にホテルについた。
暗いのにサングラス外せんわ。くそ。
フルスモークにするんやったわ。
「あ、なんか人出てきてる」
俺とタツはなるべく視線まわさんようにして、香奈が見てくれてて。
その声にタツはドアの方ガン見してるけど、サングラス絶対外すなよな、、
「引出物みたいな袋もってないから、あれ同窓会のカタマリじゃない？」
「せやな。年齢層も同じっぽいわ。」
同窓会の人らがぞろぞろと出てきて、
駅へ向かう流れとタクシー、バスへの流ができている。
「Aちゃん出てこないですね」
「何色のドレスなん？見たんやろ？」
「･･･す･･さき」
「はぁ？」
「うすむらさき！」
うわこいつ、紫やからって不機嫌なん？アホや。
「薄紫のレースの、、
あーーー！なんでおらんの？！」
「･･･大倉さん、大変ですね。」
ぽそっと香奈がいう。
真顔で哀れむんはさすがに可哀相やわ。
30分くらいねばってみたら、
薄紫っぽいドレスを着た女性がとぼとぼと歩いてきた。
あ！と香奈が声をあげる。
ナイス俺、場所ばっちりやん！
「Aちゃーん！」
香奈は車から降りてAちゃんに声をかける。
きょろきょろとして、気付いたAちゃんが小走りで向かってきて、
不意にちょっと可愛い思ってしまった。
小動物的な意味やで。
『香奈ちゃん？！なんで、、』
「迎えにきたのよ、お姫様を。」
『は？』
タツはサングラスをちょっと外して
照れてるんかふてくされてるんかどっちや。
『大倉さん･･･』
「はやく後ろ乗って！
この場所にこの二人が長時間ここにいるの超ハイリスク」
『失礼します、、』
めっちゃ緊張しながら、おそるおそる乗り込んできた。
「・・・遅い」
『・・・・・』
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アイハ(プロフ) - ちょびさん» ちょびさま<コメントありがとうございます！王シリーズは甘々がモットーなので、それが伝わっているようで安心しました。。女子会は書こうと思っています！ (2020年12月29日 9時) (
レス) id: 6e77fc1940 (このIDを非表示/違反報告)
ちょび(プロフ) - 王子は〜のシリーズ好きです。いろんな視点からのカップル、甘い人間模様、これからもたまに書いてください。彼女３人での女子会とか。楽しみにしてます (2020年12月28日 9時) (レス) id: 73b5440736 (このIDを非表示/違反報告)
アイハ(プロフ) - 数原さん» 数原さま>ご指摘ありがとうございます。変換が間違っていました。訂正いたしました。 (2020年12月24日 23時) (レス) id: 6e77fc1940 (このIDを非表示/違反報告)
数原 - 設定キーワードの名前が間違ってるのはわざとでしょうか？ 信吾になってるんですが (2020年7月6日 1時) (レス) id: 1c8b1f7497 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイハ | 作成日時：2020年6月10日 20時
