ブーケの行方（青）

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週末は年内最後の婚礼。

今日も今日とて結婚式用のアレンジや、ブーケを作る。
頑張って18時くらいには終わらせたい！
気合い入れて作ってたら、同僚に「なに、デート？」ってばれちゃった。

『デートだったらもっとオシャレして来ますー』

「確かにいつもと同じだわ」

『そんなことよりそっちこそデートでしょ』

「そう、だから気合い入れて定時ダッシュだからね、よろしく！」


恋人がいることすら秘密だけど、そんなこと気にならないくらい毎日幸せだし。






よし！なんとか今日の仕事は終わらせた！
同僚も晴れやかな顔で、じゃあ行ってくる！って駅に向かっていった。
　

さて、章ちゃんの家向かいますか。







『章ちゃん、ただいま！』
「おかえりー！」


『えっ、、？！』

手を洗ってうがいして、リビングに行くと

『え、と、』


関ジャニの、メンバーさんたち······
と、女性が1人、誰だろ…

どういうこと？！


にしても、キラキラが、、すごい、、、




「A、ごめんな？びっくりしたやろ？」

えっと、、
いいんだけど、、
みんなでパーティーってこと、、？


『··こ·こんばんは·····はじめまして···』

「おいヤス、ちゃんと紹介せえ！」

村上さんがテレビさながらのツッコミを入れて。


「ごめんて！
あー、えと、えと、この子がAちゃん、僕の彼女でぇ、」

『Aです、はじめまして。。』


「横山くん、村上くん、渋谷くん、丸山くん、錦戸くん、大倉」

大「なんで俺だけ“君”つけないん？！」

わっとみんなで笑って、その場が和んだ。

横「話は聞いてますー、よろしくな」

丸「ヤス、プライベートんなるとAちゃんのことばっかり話すから初めてな気ぃせんなぁ」

村「ほんまやで。」

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