CALL MY NAME２（黄） (ページ47)

今日:9 hit、昨日:11 hit、合計:35,736 hit

最高のオンナ（side黄）ページ47

二次会という飲み会も終えて、おとんに迎えに来てもらった。
　

「お母ちゃんが大量にからあげ仕込んでんで」

「マジで」

「亮のことやからコース料理もほぼ食べられんやないかって」

「それビンゴやな」

「どや、おれのオンナ最高やろ」

「はいはい、せやなー」

おとんはほんまにおかんが好きで、今だに二人で風呂入ったりするから付いていけん。

「お前にも最高のオンナ現れるとええなぁ」

「···せやな」

家に帰ると山盛りの唐揚げが。
急いで着替えてテーブルについてがっつく。

「うまぁ！おかんの唐揚げが世界で１番やな！」

お茶碗持ったおかんが席について、いただきます。
俺もう食べとるけど

「結婚式どうやったの？」

「結婚式てええもんなんやな。」

「重岡くんのことやからお嫁ちゃんもべっぴんさんなんやろ？」

「おん、お似合いやったで。」

「はー、うちにもはよお嫁さん来てほしいわぁ。」

ジト目やめぇ。

「うるさいわ。もうおるやんけ」

「もう一人枠があるやんか」

ジト目やめえな！

「どうやろな、結婚なんてまだまだ先ちゃう？」

「そんなツンケンしとったらタイミングも逃すんやから、素直にしとき。」

おかんなんでそんな突っ込んでくんねんな。。

現にまだ付き合うどころか人のモンやでな。