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守られていた ページ30
夜、絵に書いたように山盛りの唐揚げがテーブルに鎮座したから、思わず写真撮った。
お腹いっぱいごはん食べて
お風呂に入って。
ベランダに出ると、都会よりたくさんの星と、静寂に包まれた。
カメラ構えてみるけど
やっぱぜんぜん綺麗に撮れない……
この家と家族に守られていた頃はなんて幸せだったんだろう。
お母さんの作ってくれた朝ごはんから１日が始まって
部活から帰れば部屋には灯りがついていて、お風呂は湧いているし、自動的に晩ごはんまで出てくる
一人暮らしを実感している今、余計に悲しくなっちゃって。
また一筋涙が伝った
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作者名：アイハ | 作成日時：2021年2月2日 21時
