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《香奈ちゃんが今日のごはんすごく緊張してるの、かわいい》
忠義くんにそんな連絡をいれると、すぐに既読がついて。
《そうなん？緊張とかしなさそうな感じやのにな。
そんな重く考えんと、楽しく飲もうって伝えて。》
女子かってくらいに返信がはやい。
《もう終わったの？》
《おん、今帰りの車。一回帰って買いだし行ってくるな。》
《一人でやってもらってごめんね》
《俺が好きでやるんやから、Aは
気にせんでええの》
こんなに甘やかされて、私は大丈夫なんだろうか。
並以下の女子力、いや家事力？が、より下がってしまう気がする･･･
そんなところで休憩が終わり。
18時までの香奈ちゃんと同じくらいには仕事終われるようにしないと。
《休憩おわり、いってきます》
《俺も家ついたわ。頑張ってな》
香奈ちゃん眠そう。
おでこに痕つかないかな？その体勢。。
引き継ぎ大変なのかなぁ、
オーナーになるんだもんな…
今日はバリスタの研修だ、面接だ、本社行ってくる、他店の見学だ、
そんなこんなで二人でのご飯もしばらく行けていない。
だから村上さんとのこととかもあんまり聞けてなくて。
今日付き合った２人の姿を初めて見るのかもしれない。
ドキドキだな、楽しみ。
香奈ちゃん先に行くねと声に出さずに休憩室をでた。
エレベーターが8階に到着。
デスクに戻って、深呼吸。
さ、やろ！
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作者名：アイハ | 作成日時：2020年8月11日 21時
