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あの骨折れかけた事件(?)から、凛にはちゃんと会いに行くようになった。
あの性格の割にすぐ拗ねるので律儀に守ってます。


そして今は食堂に行こうとしたら、潔さん達と見覚えのある人が口論してた。修羅場じゃん。



「サッカーなめんな!」


「だから誰だよ、テメェ」



コレ止めた方がいい?いや、まぁいっかー。

何より、この見覚えがある人こと、玲王先輩と凪先輩と関わるのは避けたい。

凪先輩は俺と居ると面倒くさがりが増しちゃう!!!
悪い方の化学反応起きる。


いつの間にか口論は終わっていたらしく、凪先輩を背負った玲王先輩がこっちに歩いてきた。


やばい。俺ドア付近にいるから隠れ場所ない。
とりあえず壁に張り付いて存在を消した(消えてない)



「んぇ、……、炉泉?」



バレました。
絶対にバレない自信あったのに!(アホ)



「あー。凪先輩じゃないっすか!お疲れ様っす」



今通りがかった風を装った。咄嗟の判断が素晴らしい。



「お、炉泉!もしかしてここでもマネージャーやってんのか?」


「そうっすよ。疲労で死ぬ直前っす」



2人とも嬉しそうな顔をするので俺も嬉しい。
話しながら進んでると、チームVの部屋に着いてしまった。


今はみんなお風呂らしく、誰もいなかったのでお邪魔させてもらいました。
ちなみに2人と一緒にいたメガネくんは斬鉄さんと言うらしい。



「俺頑張れなーい。めんどくさーい」



俺を見ながら言うな!
大抵この時の凪先輩は、慰めてか、甘やかしてなのである。



「炉泉、凪のやる気出してやってくれよ。マネージャーの仕事でもあるだろ?」



謎に2人でアイコンタクト交わした後に、ニヤニヤしながら無理難題を押しつけてきた玲王先輩。



「じゃあ、俺たちが次の試合で勝ったら、下の名前で呼んでね」


「俺、礼儀を大切にするタイプなので」


「先輩からの頼みだぞ?断んのかよ」



それはあまりにもずるいって。反論できないじゃねーか!

そんなこんなでチームVの人たちが戻ってきたので、そろそろ食堂にご飯を食べに行こうとした。

すると、凪先輩に腕を引かれ、俺にしか聞こえない声で言ってきた。



「試合頑張るから俺の事だけみててよ。あと試合終わったら俺に会いに来て」



おい凪?と玲王先輩に呼ばれて俺から離れた凪先輩。
俺に拒否権はなしってことですか!?


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バナナプリン - どチャクソ好きです🍌冴ちゃんとの絡みも楽しみにしてます!!!✨ (1月9日 0時) (レス) @page36 id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - ブルーロック編楽しみです!!!頑張ってください!!! (12月11日 2時) (レス) @page30 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
Cherry(プロフ) - 快晴さん» いつもコメントして下さってありがとうございます!励みになってます😃更新頑張ります💪 (10月11日 23時) (レス) id: 0ce5a8fce5 (このIDを非表示/違反報告)
Cherry(プロフ) - センバヅルさん» ありがとうございます🙇読んでいただけて嬉しいです!応援有難うございます!更新活力になってます😊 (10月11日 23時) (レス) id: 0ce5a8fce5 (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル - 最近見つけて一気読みしました!めちゃくちゃ面白いです!!応援してます😊 (10月9日 16時) (レス) @page15 id: e516fa0de5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Cherry | 作成日時:2023年8月5日 22時

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