そろそろ弟離れしろ！【糸師兄弟】

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そして俺はアンリちゃんの会見に連れていかれた。
俺自身は出ないけど、見ててね！とアンリちゃんに言われたので見に来た。



「その全てが、この青い監獄にある！」



やば！！かっこよアンリちゃん。惚れたわ。
アンリちゃんにすごかったって言っておこう！
と思って歩き出した。



「いてっ」



歩き出したはずだったけどぶつかりました。



「ｱ､ごめんなさい…」


「……は？炉泉？」


「え…、兄ちゃん？」



ぶつかったのはまさかのスペインにいるはずの兄ちゃんでした。



「なんで兄ちゃんがここに居るの！？」


「お前こそなんでここに居るんだよ」



まじビビる。兄ちゃんじゃん。ビックリしちゃうね。



「俺はこの今の会見のプロジェクト参加してるから…」


「…は？お前が？サッカー出来ねぇのに？てか何だよその怪我」



酷くない？サッカー出来ないお前がって！！
それでもほんとに兄ちゃんかよ！

ちなみに怪我はどこぞの士道に殴られたやつと、練習してた人のボールがぶつかったやつと、備品が入ってる棚を倒した時のやつ。ただのドジ


あと今は見えてないけど黒名に噛まれたやつ。なんで噛まれたか聞いたら、いきなり噛みたくなった、らしい。お前は吸血鬼か。



「お前だけ変に女っぽい顔してんだから男だらけのところは危険だろ。実際に怪我してんだ。ナメられねぇよう危機感持て」


「出たオカン兄ちゃん」



デコピンされました。ちょい痛。

マネージャーさんに呼ばれて兄ちゃんは行ってしまった。

長過ぎる注意の末にイヤリングプレゼントされて、ずっと付けてろ。外すなよ？って言われたんだけどコレはなんですか。まぁ付けるけど。



「アンリちゃん！会見めっちゃかっこよかった！！」


「ほんと！？炉泉くんがそう言ってくれて嬉しい！」



柔らかく笑ったアンリちゃん。本当に可愛いですね。
アンリちゃんが居なかったらマジ退職してました。



「アンリちゃんいつもありがとう…」


「？こちらこそありがとう！マネージャーが炉泉くんでほんとに良かった！」



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糸師冴がプレゼントしたものには盗聴器など色々入っている、カモ？ご想像におまかせします

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