・(凪side) ページ24
凪目線
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最初は変な人だな、と思った。
普通の人なら、人蹴っちゃった時点で謝って気まずくなって、すぐその場を去るはずなのに。
勝手に自己紹介して、勝手に俺がやってたゲーム語り出して、大半は聞いてなかったけどね。
そして何も言ってないのに、隣で勝手にお弁当を食べ始めた。許可もしてないのに。
本当に変な人ー。名前なんだっけ。忘れちゃった
ゲームをしながら、その変な人を横目で見た。
「え、…………」
目を奪われた。
綺麗なターコイズブルーの瞳に、長い睫毛。高く綺麗な鼻、バランスが良く小さい口に、そよそよとなびく金色の髪。
まるで、天使のようだった。
「あ、アンタ誰、？」
目が合った。その綺麗な瞳に、呑み込まれてしまいそうだった。
「糸師炉泉デスケド……」
炉泉、炉泉……。この天使に相応しい名前だ。
それから俺は、隣でお弁当を食べ始めるであろう炉泉を、じっと見つめていた。
「な、凪くん、そんなに見られると食べにくいっす…」
少し頬を赤く染めて、そういった炉泉。
心臓がうるさい。お、俺病気かかっちゃった…？
気にしないで、と言うと、ご飯を食べ始めた。
うわぁ、ハムスターみたい。可愛い。
普段こんなに人の事見つめること無いのにな。
炉泉は見ていて飽きない。本当に綺麗な顔してるなぁ
収まらない心臓のうるささを誤魔化すように、またゲームを再開した。
その後、少し話してから炉泉はまたマスクと眼鏡をつけて、教室に戻ってしまった。
また会いたいな。いや、俺から会いに行ってみようかな
他の人ならめんどくさいと思うけど、炉泉なら特別だ。
それから炉泉は、週に一回だけ俺の隣で昼食を食べるようになった。
炉泉は年下らしい。ずっと同い年だと思ってた。炉泉は俺が先輩だって知ったらどんな顔するかな
いつしか、炉泉を自分だけのものにしたい。なんて気持ちが湧き上がってきた。
素顔だって皆に見せて欲しくないし、お弁当を食べさせるのも、膝枕するのも俺だけにして欲しい。
「誠士郎って呼んでみてよ」
「えぇ？せ、誠士郎？」
あぁ、コレやばい。
何が、とは言い難いけど、やばい。こんな感情初めてだった。
「これからそれで呼んでよ」
あぁ、そうか。俺、炉泉の事が好きなんだ。
俺を惚れさせた責任、取ってよね。
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バナナプリン - どチャクソ好きです🍌冴ちゃんとの絡みも楽しみにしてます！！！✨ (1月9日 0時) (
レス) @page36 id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - ブルーロック編楽しみです！！！頑張ってください！！！ (12月11日 2時) (レス) @page30 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
Cherry(プロフ) - 快晴さん» いつもコメントして下さってありがとうございます！励みになってます😃更新頑張ります💪 (10月11日 23時) (レス) id: 0ce5a8fce5 (このIDを非表示/違反報告)
Cherry(プロフ) - センバヅルさん» ありがとうございます🙇読んでいただけて嬉しいです！応援有難うございます！更新活力になってます😊 (10月11日 23時) (レス) id: 0ce5a8fce5 (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル - 最近見つけて一気読みしました！めちゃくちゃ面白いです！！応援してます😊 (10月9日 16時) (レス) @page15 id: e516fa0de5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Cherry | 作成日時：2023年8月5日 22時
