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「凛ちゃん！お願い！！」
「めんどくせぇ。なんで俺がやらねぇといけないんだよ」
今現在凛に一生のお願い中。俺がめっちゃ可愛く頼んでるんだから断らないでよ！
俺はマリカがやりたいんだよぉ!!!!!
でもこういう時は、
「あ〜。冴ならやってくれたのにな〜。」
「仕方ねぇな早くやるぞ」
冴の名前を出せば大体やってくれる。手のひら返しすげぇなおい。
お兄ちゃんにどの面でも負けたくないんだな。
負けず嫌いめ！可愛いかよ！
「うわっ！凛ちゃんマリカ弱すぎだろ！！」
「あ？俺は負けてねぇ。だいたいお前が甲羅めっちゃ投げつけてくんのが悪ぃ。もっかいだ。」
「それ何回目だよ。」
凛はマリカやったことないらしくて慣れるまで普通に逆走してた。
なんでゴールできねぇんだみたいなこと言ってキレてた。俺爆笑。
「腹痛てぇ！凛ちゃん最高だわ！……痛ッ！お前負けたからって叩くなよ〜見苦しいぞ☆」
「……チッ。ウゼェ…。次はサッカーで勝負だ。ぶちのめしてやる。」
結局サッカーのゲームで勝負した。凛のサッカーの技術は凄いけどやっぱりゲームの技術は全くなかった。結果俺が勝ちました。わーい
凛とこうやって馬鹿騒ぎするのは楽しい。やっぱ凛に頼ってよかったな！実家感ある！俺天才！
でもいつか出ていかないと、迷惑はかけたくないんだ。
――――――――――
俺はその日夢を見た。冴にフラれて捨てられる夢。隣にはあの女の人がいた
なんで？その場所は俺のでしょ？俺のどこが悪かった？お願いだから捨てないでよ。
冴の背中はどんどん遠ざかってく。息がしずらい。
「…！……！炉泉！」
冴がいなくなったら俺は…
「炉泉！！！！！！」
誰かの俺を呼ぶ声がハッキリ聞こえた時、俺は夢から覚めた
「……凛？」
「大丈夫か？お前泣いてるぞ」
え、あ、ほんとだ。めっちゃ泣いてんじゃん。俺ダッサ。
今のは夢だったけどいつかあり得る未来かもしれない。自分から離れたくせに何を今更怖がってるんだ。
俺はまだ覚悟を決められてなかったんだ。
そんなことを考えていたらいつの間にか俺は凛の腕の中にいた。
「泣けよ。胸くらいなら貸してやる」
やめてよ、甘えちゃうじゃん。涙溢れちゃうじゃん。
――――――――――
泣き疲れたのか、俺の腕の中でぐっすり寝ている炉泉の真っ赤に腫れた目尻を優しく撫でた。
「俺にしとけよ…」
そんな凛の呟きは真っ暗な部屋の中に消えた。
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バナナプリン - クソ最高ですありがとうございます。いやマジでヤヴァイ…！！！指輪にキスとか…最高かよ！！！！！クソイケメンな冴ちゃん描いてくれてありがとうございます本当に感謝しかないです🍌 (12月21日 6時) (
レス) id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
Cherry(プロフ) - ありがとうございます！凛くんこの話で一番の被害者ですね…凛くんENDも考えたんですがやっぱ冴だよな！となりました。わわわ様の作品いつも見てます！ほんとに好きです…コメント頂けた瞬間叫びました。番外編頑張ります！ (2023年3月29日 23時) (レス) id: 3079c9d4b9 (このIDを非表示/違反報告)
わわわ(プロフ) - わー！完結おめでとうございます！毎日更新ワックワクして待ってました…いろんなエゴイストたちから愛を向けられてるのに鈍感男主…かわいかったです…好きあらば狙ってくるけど結ばれない凛くんかわいそうでかわいいー！と一人でもがいてました。番外編も待ってます… (2023年3月29日 22時) (レス) id: 3d85c557d8 (このIDを非表示/違反報告)
Cherry(プロフ) - らずさん» ネタ切れと語彙力の低下で思ったより短くなってしまいました……完結まで読んでいただきありがとうございます！ (2023年3月29日 21時) (レス) id: 3079c9d4b9 (このIDを非表示/違反報告)
らず - もう完結ですか?短かったような長かったような気もするけど、とっても面白かったです。 (2023年3月28日 22時) (レス) @page23 id: 420a815871 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Cherry | 作成日時：2023年3月18日 23時
