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ｺﾝｺﾝ
静かなノックが響いた
｢･･･どうぞ?｣
寝てもいいと言われても結局寝付けずにベッドの上で思考を巡らせていた私はそう答えた
入ってきたのは
｢･･･村上さん?｣
信｢やっぱまだ寝てなかったか｣
そう言いながら私の隣に座る
･･･一緒にベッドに入っている感じだけど･･･
信｢お前、今何歳や?｣
｢世の中では小学6年生の12歳です｣
信「･･･いつから裏の世界に関わってきてん｣
｢･･･小学3年生の頃からです･･･家族を殺されてから･･･｣
ポツリポツリと言葉を紡ぐ
そんな私の頭を村上さんは優しく撫でた
｢･･･え?｣
いつぶりだろう･･･
こんなに人の手が温かいことを感じたのは･･･
信｢･･･何が引っかかってるか俺にはよく分からへんけど･･･
でも8UPPERSに入るんやったら皆は歓迎するで?｣
｢そうなのかな･･･｣
そう聞いてみる
村上さんはニッと八重歯を見せて笑うと
信｢おん
･･･なんも心配せんでええ。なんも怖がらんと
やから安心しぃ｣
｢･･･あっ･･･｣
ふと村上さんが駿兄と重なる
駿兄でもこうやって笑顔で言ってくれたんかな?
ﾎﾟﾛｯ
涙が零れた
｢･･･私･･･ずっと感情を抑えてきた･･･
ううん、自分を殺して生きてきたんだ
そうでもしないと精神状態がどうにかなっちゃいそうだった･･･
人を殺るときも･･･少しでも自分を出しちゃうと家族と面影が重なってしまうから･･･｣
私は村上さんに過去のことを話した
話し終えるとそっと抱きしめられた
｢あっ･･･｣
信｢そっか･･･それは苦しかったなぁ･･･
･･･ハッカーもアカンか?｣
｢ハッカーなら･･･大丈夫
正直趣味でもやってたくらいやから＾＾｣
信｢ほなハッカーだけでええ
無理に人を殺らんでもええから･･･
まぁ、護身術くらいは身につけてもらわなアカンけどww｣
｢あっあと･･･っ!!｣
信｢ん?なんや、言ってみぃ｣
正直言おうか迷った
けれど意を決して言葉を発した
｢･･･もう独りになるのは嫌だ･･･
だから･･･どこにも行かないで･･･?
私を独りにしないでほしい･･･｣
家族みたいに･･･もう誰も失いたくなかった･･･
信｢･･･おん、約束する
あと、村上さんはやめろや｣
｢じゃあなんて･･･｣
信｢信五でええ｣
｢･･･うん、分かった＾＾｣
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松原 夜朱亜(プロフ) - 和葉♪さん» はじめまして(*^^*)ありがとうございます!よかったらアメ申請もお願いしますね^^ (2012年12月24日 14時) (
レス) id: cf3e09b278 (このIDを非表示/違反報告)
和葉♪(プロフ) - 初めまして！小説とっても面白いです！アメ―バピグのブログも読者になりました！ (2012年12月23日 23時) (レス) id: acb80c5e5c (このIDを非表示/違反報告)
れなぱん(プロフ) - 続き楽しみにしとるね♪やっぱり面白いわぁ(*≧∀≦*) (2012年12月14日 23時) (レス) id: 7f89ebb73c (このIDを非表示/違反報告)
れなぱん(プロフ) - 続き楽しみにしとるね♪やっぱり面白いわぁ(*≧∀≦*) (2012年12月14日 23時) (レス) id: 7f89ebb73c (このIDを非表示/違反報告)
錦戸美紅 - 新作おめでとうございます…*私は、∞のペットですも頑張ってください♪ (2012年12月14日 15時) (レス) id: c852b1d5cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松原 夜朱亜 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/sekisai121/
作成日時：2012年12月13日 22時
