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｢ハァハァ･･･アーセナル!!｣
バタバタと音を立てて奥の部屋に駆け込む
でもそこには･･･
｢･･･っ!!!｣
もちろんターゲットは殺されていた
それは承知している
けれど･･･
｢アーセ･･･ナ･･･ル･･･?｣
す｢･･･｣
そう、アーセナルはその倒れているターゲットにすごく冷たい目を向けてて彼の右手には返り血がバシャっとかかってた
｢･･･アーセナル･･･｣
僕は近づいて血まみれの手を握り締めた
その瞬間ハッとしたように僕――いや、私を見た
す｢お前･･･嫌ちゃうんか?｣
｢え?何が??｣
す｢こんな血まみれの手なんか･･･汚れてるやんか
そんな手で握られるやなんて嫌やろ?｣
悲しそうな顔で私をジッと見つめてくるアーセナル･･･じゃなくてすばるくん
もしかして･･･
｢それだけの理由で私と距離を置いてたの!?｣
す｢･･･おん｣
私はすばるくんをギュッと抱きしめた
｢･･･すばるくん、私はそんな理由で距離を置かれるのが嫌なの!
汚れてるなんて･･･そんなこと言わないでよ･･･｣
す｢･･･でもっ｣
｢それにすばるくんだけちゃうよ。私だって汚れてる
つまり一緒やんか･･･やからさ、そんなに気にしないで?
汚れていてもすばるくんはすばるくんやねんで?それに変わりはないやんか｣
す｢･･･｣
ｷﾞｭ
｢･･･あっ｣
すばるくんが抱きしめてくれた
す｢･･･ごめんなぁ?
結局俺が自分勝手やってんな･･･｣
｢ううん!そんなことない!!私のことを考えてくれてたんやもん!!!
謝らないで?｣
す｢A･･･ありがとう･･･＾＾｣
すばるくんは私を離すと血がついてない方の手を差し出してきた
す｢･･･ん｣
｢え･･･?｣
す｢手･･･繋いでいこうや＾＾｣
｢え･･･あっ//｣
パシッと私の手を握ってきた
す｢･･･ほら、行くで｣
今までずっと握ったことのなかったすばるくんの手は大きくてとてもあたたかった
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松原 夜朱亜(プロフ) - 和葉♪さん» はじめまして(*^^*)ありがとうございます!よかったらアメ申請もお願いしますね^^ (2012年12月24日 14時) (
レス) id: cf3e09b278 (このIDを非表示/違反報告)
和葉♪(プロフ) - 初めまして！小説とっても面白いです！アメ―バピグのブログも読者になりました！ (2012年12月23日 23時) (レス) id: acb80c5e5c (このIDを非表示/違反報告)
れなぱん(プロフ) - 続き楽しみにしとるね♪やっぱり面白いわぁ(*≧∀≦*) (2012年12月14日 23時) (レス) id: 7f89ebb73c (このIDを非表示/違反報告)
れなぱん(プロフ) - 続き楽しみにしとるね♪やっぱり面白いわぁ(*≧∀≦*) (2012年12月14日 23時) (レス) id: 7f89ebb73c (このIDを非表示/違反報告)
錦戸美紅 - 新作おめでとうございます…*私は、∞のペットですも頑張ってください♪ (2012年12月14日 15時) (レス) id: c852b1d5cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松原 夜朱亜 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/sekisai121/
作成日時：2012年12月13日 22時
