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『止まれ！』
道をふさいで出てきたのは２人の知らない武士
刀を抜いたままこちらに向ける人と
弓を引いたままこちらに向ける人と
いずれも見たことある紋章をつけている
先ほど逃げるときチラッと見えた敵軍の旗についていた紋章だ
丸「つけて来たんか」
『姫よ、我々は貴様らを根絶やしにすると決めていた。姫を渡せば男は見逃してやろう』
大「渡すわけないやろ」
じりじりと近寄る敵軍に一歩も引かない隆平と大倉
「いいから、私を置いて２人は逃げて。どうせ死ぬなら２人のために死ぬわ」
大「そんなことせぇへん」
丸「せやで、行くぞ大倉。３…２…」
数字が１を示す頃大倉は道を変え走り出し
隆平は剣を抜き敵へと向かう
丸「A！生きて幸せになるんやぞ！」
背中から聞こえるその声と
馬の鳴き声
小さく震える大倉の体
戦で友を身代わりにするそんな時代
私のために誰かが犠牲になる時代
敵の弓兵が力の限り飛ばしてきたそれは、狭い狭いわずかな的に当たった
大「A様！」
熱く燃えるような痛みを脇腹に感じる
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温田(プロフ) - まるこさん» なんとか完結しました…！悲しい終わりにしたいけど、でも、、と悩んだ結果、バッドエンドもハッピーエンドも詰め込んでみました。。長い時間お付き合いありがとうございました！！ (2021年11月6日 22時) (
レス) id: 234b286837 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 完結…しましたね😭過去が悲しい終わり方だったので現代では2人、幸せになれて本当に良かったです❤️連載お疲れ様でした😊 (2021年11月6日 21時) (レス) id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：温田 | 作成日時：2021年10月21日 19時
