48 ページ48
全ての話を聞き終えた頃、急に体の力が抜けた
大「大丈夫ですか？！」
咄嗟に受け止めるのが本当に上手
「なんか…気が抜けちゃって…」
私を抱えていつも腰掛けているところまで連れていくと
抱きしめるように座る
あたたかさが心地良い
大きな手
この手で、
姫様の命令で、
「何人を殺してきた…？」
私のいた時代では人を殺すなんて大罪
考えられなくてクラクラする
大「…わかりません」
「もう殺さないで、誰も」
大「命令ですか？」
「命令、新しい姫様からの」
笑うとかかる息がこちょばしい
私を抱きしめていた手はいつの間にか頭を撫でている
子供をあやしているかのような優しい手つき
大「もう殺しません」
「…よかった」
大「俺の前ではもうA様に戻ってください。今まで1人でよく頑張りました、苦しかったでしょう。怖かったでしょう。もう大丈夫」
知らない間に泣いていた
糸が切れたかのように涙が止まらなくて
大倉はその間もずっと優しく抱きしめ続けてくれていて
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
温田(プロフ) - まるこさん» まるこさん、いつもありがとうございます(T_T)実は私もあまり得意ではない転生モノなので…ガチガチにならないようには気をつけてます！笑 ゆっくりやらせて頂きますが、今回もどうぞよろしくお願いします！ (2021年10月14日 18時) (
レス) id: 413ed48470 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 転生モノ、アレ？私ついていけるのか？？と最初思ってましたが、読み進めていくうちにどっぷりハマっていました笑 早く更新されないかワクワクしています😊❤️温田さんの作品、ほんとに楽しすぎます🙌🙌 (2021年10月14日 0時) (レス) @page41 id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：温田 | 作成日時：2021年9月11日 1時
