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丸「まぁ、正直な話、僕やって恋焦がれた人くらいおります」
「えっ、どんな人？」
丸「うーん、どんな人…せやなぁ、見た目はもう桜の花のような可愛さと、百合のような美しさを持ってはるんです」
「うんうん」
丸「心優しくて、動物を愛してらっしゃって、儚いけれど心が強いしっかり者。まるで姫様のようなお方です」
貶してみたり褒めてみたり
隆平は上手く人の心を揺さぶる
きっと、隆平に愛される人は幸せ者なんだろうな
「その人とはどうなったの？」
丸「…そうか、記憶、ないですよね。彼女は僕がここに来る前、戦で。」
胸がチクリと痛んだ
きっとこれは私のではない、姫様の心の痛み
「まさか…」
丸「一瞬でした。逃げ遅れた彼女を助けようと手を伸ばした瞬間」
私の髪を結っていた隆平の手が止まる
「…ごめんなさい、こんな話だとは知らず」
丸「ええんですよ。あの時姫様のお父上である殿下が助けに来てくれなければあのまま僕もきっと」
ただでさえ優しい声の持ち主
どんどん弱々しくなる
まるで心臓を握りつぶされているかのように苦しい
丸「やから、僕は姫様を一生守ると決めたんです」
隆平の微笑みは心を柔らかくする力がある
それはきっと彼自身が色々な事を乗り越えて、色々な経験をして、本当に人を愛する人だからだ
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温田(プロフ) - まるこさん» まるこさん、いつもありがとうございます(T_T)実は私もあまり得意ではない転生モノなので…ガチガチにならないようには気をつけてます！笑 ゆっくりやらせて頂きますが、今回もどうぞよろしくお願いします！ (2021年10月14日 18時) (
レス) id: 413ed48470 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 転生モノ、アレ？私ついていけるのか？？と最初思ってましたが、読み進めていくうちにどっぷりハマっていました笑 早く更新されないかワクワクしています😊❤️温田さんの作品、ほんとに楽しすぎます🙌🙌 (2021年10月14日 0時) (レス) @page41 id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：温田 | 作成日時：2021年9月11日 1時
