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俺が変える ページ36

一通り話し終わった後

隆平の顔は曇っていて

泣き出しそうな顔で



ただひとこと
ありがとう
と呟いた



「拗れてるでしょ」

丸「…アホやからなんて言えばいいんか、言葉が思いつかへん、けど、んー……大変やったな」


絞り出した隆平の言葉

何にもぶつからない優しい言葉をかけてくれようとしているのがわかる


軽蔑されて

きっともう仲良くしてくれない

そう思った


でも心のどこかで

隆平はそんなことで私と友達でいてくれる

そう思ってて

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作者名：温田 | 作成日時：2021年3月5日 21時

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