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「ただいま」
丸「おかえり！不良娘！帰ってくるん遅いから隆平くんお腹ペコペコ！」
私が帰ってくるまで考えていたのだろう
どこから持ってきたのか
フリフリのピンクのエプロンをつけて
ピカピカのおたまを持ってふざけてくる
これこれ
これを待ってたよ
「…隆平くん、夜ご飯なぁに」
丸「今日は隆平くん特製焼き鮭定食！味噌汁の具材はジャガイモ！」
おたまをブンブン振り回す隆平
好きだなぁこのテンション
「私さっきまで水族館行ってたんだけど」
丸「え、え、えっ！水族館？！サボって水族館？！」
驚いたときわかりやすく目を丸くさせるんだ
「今度行こうか」
丸「行く」
食い気味にくる隆平はまるでワンコ
カバンをおろして制服を着替えようとすると
いつもだったら気を使って遠くに言ってくれる隆平の気配をずっと感じる
着替えられないのですが
文句を言おうと振り返ると
柄にもなく真剣な顔の隆平が私を見ていて
「…どうした？」
丸「俺さ、Aのことまだ全然知らへんけど、何か悩んでることとかあったら聞くからな。」
ゆっくりと近付いてくる
笑っていない隆平
人の真顔は少し怖いはずなのに
あれ？全く怖くない
むしろ優しさを感じられる
いつの間にか隆平の香りに包まれた
視界はピンクのフリフリ
丸「俺はアホやけど、寄り添うくらいはいつでもできるから。だからそんな寂しそうな顔せんといて。俺の前でムリヤリ笑ったりせんといて」
2人でいるとき第一人称は主に“僕”なのに
こんな時は“俺”なんだから
ズルいね
なんかカッコいいじゃん
なんか落ち着くじゃん
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温田(プロフ) - まるこさん» ありがとうございます！できるだけ毎日更新を心がけております(；▽；)ロング小説になりそうな予感ですがよろしくお願いします…！ (2021年3月5日 7時) (
レス) id: 413ed48470 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - あぁ〜！ダメです！続きが気になってしまいます！笑 更新待ってます(^^) (2021年3月5日 0時) (レス) id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - はい！ (2021年3月1日 7時) (レス) id: a74bdcb86f (このIDを非表示/違反報告)
温田(プロフ) - えむさん» ありがとうございます〜！( ；∀；)まだまだ終着点が見えませんが、ぜひお付き合い頂けると嬉しいです…！ (2021年3月1日 7時) (レス) id: 413ed48470 (このIDを非表示/違反報告)
えむ - この話めちゃくちゃ好きです！！更新楽しみにしてます！！ (2021年2月28日 22時) (レス) id: a74bdcb86f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：温田 | 作成日時：2021年2月21日 22時
