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急いで手にしたは良いけども、
これはどこにやるべきか
大「クラゲ、好きなん？」
「好きじゃない」
ほらまたムキになる
裕兄の顔が頭をチラつくから
なんか気まずくて
隆平の前で裕兄の事を考えるのが嫌で
丸「…A？」
大倉くんへの羽交い締めを解放した隆平は
その顔からふにゃふにゃの笑顔が消えていた
やだ
隆平にその顔はしていて欲しくない
心配そうに私を見つめる隆平の顔は見たくない
丸「A、またその顔しとる」
大「…マルちゃん、俺今日は、」
普通ではない空気を察知したのか
大倉くんが床に置いたカバンを持って帰ろうとした
咄嗟に
「大倉くん、まだ帰らないでいいよ、」
そう言って制服を掴んだ
立ち尽くす隆平の横を通り抜けて
大「いやでも、」
「遠慮するなんて大倉くんらしくないよ」
大「…Aちゃん」
隆平の顔は見られない
でも視線を感じる
大「Aちゃん、なしたん？今のAちゃんの方がAちゃんらしくない」
家の中の空気がどんどんと変わっていく
気持ち悪い
具合悪い
「私は私だよ、大丈夫だから、ね、大倉くん」
制服を掴む手に力が入る
大倉くんがどんな顔をしているかわからない
でも困っているのはわかる
丸「……んで大倉なん」
隆平が小さく声を出す
丸「なんて、大倉には頼ろうとするん」
細くて弱々しい声
振り向くと隆平が物凄く寂しそうな顔をしていた
ちがう
そんな顔をさせたかったわけじゃない
ちがう
ちがう
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温田(プロフ) - まるこさん» ありがとうございます！できるだけ毎日更新を心がけております(；▽；)ロング小説になりそうな予感ですがよろしくお願いします…！ (2021年3月5日 7時) (
レス) id: 413ed48470 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - あぁ〜！ダメです！続きが気になってしまいます！笑 更新待ってます(^^) (2021年3月5日 0時) (レス) id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - はい！ (2021年3月1日 7時) (レス) id: a74bdcb86f (このIDを非表示/違反報告)
温田(プロフ) - えむさん» ありがとうございます〜！( ；∀；)まだまだ終着点が見えませんが、ぜひお付き合い頂けると嬉しいです…！ (2021年3月1日 7時) (レス) id: 413ed48470 (このIDを非表示/違反報告)
えむ - この話めちゃくちゃ好きです！！更新楽しみにしてます！！ (2021年2月28日 22時) (レス) id: a74bdcb86f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：温田 | 作成日時：2021年2月21日 22時
