Topaz 9 ページ9
「まあ事故っていうか、練習中に転倒して膝をやっちゃって。
歩いたり運転したり、日常には不便はないけど、スノボは無理かな。走るのも難しいんで」
「え、そうなん？」
「おまえ気づいてなかったのか？」
ユタカさんが呆れたような声をだした。
膝が曲がりにくいから、少し左足を引きずるように歩く。
だいたいの人は『なんかケガしてるのかな』くらいはわかると思う。
「え、全っ然！ほんま？
・・・あー、だからさっき」
記憶の中に思い当たったようで、亮さんは大きくひとつ息をついた。
階段でぶつかったとき、普通の人ならよろけただけで済んだかもしれない。
だけど、左足の踏ん張りがきかない私は、転がり落ちそうになって、結果的に亮さんに抱き止められた。
「そうなんや。スキーもあかんの？」
「そうですね。膝使うからね」
「ふーん・・・」
みんな黙っちゃった。
「亮さんおかわりは？」
「お、おん、頼むわ」
「あー俺も俺もー」
「おつまみ足しましょうか」
よっこいせって立ったら、シュンくんがさりげなく亮さんとユタカさんのグラスを持って立ち上がる。
やっぱりイケメンは心もイケメン。
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花蜂(プロフ) - まろりー。さん» ありがとう！そうそう、そういうことなのです。亮ちゃんなので、スッキリさっぱりとね！(^_−)−☆ (2017年4月12日 22時) (
レス) id: f99a1d7ef9 (このIDを非表示/違反報告)
まろりー。(プロフ) - 完結、お疲れ様でした！秘密ってこのことなのね、と納得。とても黄色さんらしくて、切ないのにすっきりな読後感でした。7色達成、おめでとうございます！ (2017年4月12日 20時) (レス) id: bdf5b4a919 (このIDを非表示/違反報告)
花蜂(プロフ) - げぼりんさん» ありがとう！本当のところはトパーズだけが知っている、ということで(^ ^) (2017年4月12日 12時) (レス) id: f99a1d7ef9 (このIDを非表示/違反報告)
花蜂(プロフ) - りんさん» ありがとうございました！短くても恋は恋、ですよね(*´艸`*) (2017年4月12日 12時) (レス) id: f99a1d7ef9 (このIDを非表示/違反報告)
げぼりん(プロフ) - 完結おめでとうございます(≧∇≦)/ワンナイトにしては思わせぶりな『待ってる』さん、暫くは本気で連絡待ってたんだろうな、と勝手に妄想してます☆プレゼントしてくれたトパーズ、大事にさせていただきます(笑) (2017年4月12日 11時) (レス) id: 508f4c7142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花蜂
| 作成日時：2017年3月25日 21時
