hometown 97 ページ7
「大倉くんも言ったでしょう？世間体も、 いろんな事情も、私にとっては大事なことなの。
自分の気持ちにだけ正直に突っ走ることはできない」
悲しそうな微笑み。
「ひとつだけ、きちんと伝えておきます。
離れようとしたのはウザいからでも嫌いだからでもないわ。
ふふ、そんなふうに思ってるなんて、思いもしなかった」
「うそやん！ほんまはムリしてんちゃうんかなって、オレめっちゃ悩んでてんで」
「私にとっては、ううん、私たちにとっても、大倉くんと一緒にいる時間はとても幸せだったわ。
だから、それが怖くなってしまったのね。
いつか失くしたときに、今度こそ耐えられないんじゃないか、って」
小さな手が、オレの右肘んとこをぎゅっと握りしめたのがわかった。
「たぁくん、いなくなんの・・・？」
「ならへんよ、ヒナちゃん。たぁくんはいなくならへん。
Aちゃん。
オレ、今ちゃんとここにおるやろ？」
「うん」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 341人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花蜂(プロフ) - ぶるーさん» これ書いたのほぼ２年も前なんですね〜(^_^;)こちらでもどうもありがとうございます！ (2017年12月14日 23時) (
レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
ぶるー(プロフ) - 1年前に読んで、あ読んだことあるかもって久々に読んでみてやっぱいいなって思いました。素敵でした。 (2017年12月14日 21時) (レス) id: 3b7149e081 (このIDを非表示/違反報告)
花蜂(プロフ) - きゃんさん» ありがとうございます！ヽ(´▽｀)/モチベーション上がります〜(*´艸`*) (2017年2月3日 17時) (レス) id: f99a1d7ef9 (このIDを非表示/違反報告)
きゃん - はじめまして！一気読みしました…！今まで読んだことのある中で一番好きかもしれないです…。これからも楽しく読ませてもらいます！！！ (2017年2月3日 16時) (レス) id: a289eceab9 (このIDを非表示/違反報告)
花蜂(プロフ) - ぶるーさん» こちらこそ、どうもありがとうございました！＼(^o^)／ (2016年8月22日 5時) (レス) id: f99a1d7ef9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花蜂
| 作成日時：2016年1月7日 12時
