hometown 110 ページ20
布団を捲って、そっと横たえると、腕を伝って小さな手が首の後ろに回った。
頭を下げて、もっかいキス・・・しようと思ったけど寸止め。
「どうしたの?」
「Aちゃんからキスして」
「え?」
「オレ、まだ聞いてないねん。Aちゃんの本当の気持ち。
だから、キスして。ちゃんと、Aちゃんから」
急にオレの下で固まるし。
鼻こすりつけて顔を覗き込むと、きょときょとと目が落ち着かない。
「早よ」
目を逸らしたり、覗き込んできたり。
なのに、一向に近づいてはこない唇。
「・・・やっぱオレのことイヤ?こんなん、したないん?」
「ちがう、ちがう!!」
「じゃあ何よ」
オレがふてくされて離れたもんやから、Aちゃんがぎゅっと首に巻きつけた腕を締める。
お、来るんかな・・・
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花蜂(プロフ) - ぶるーさん» これ書いたのほぼ2年も前なんですね〜(^_^;)こちらでもどうもありがとうございます! (2017年12月14日 23時) (レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
ぶるー(プロフ) - 1年前に読んで、あ読んだことあるかもって久々に読んでみてやっぱいいなって思いました。素敵でした。 (2017年12月14日 21時) (レス) id: 3b7149e081 (このIDを非表示/違反報告)
花蜂(プロフ) - きゃんさん» ありがとうございます!ヽ(´▽`)/モチベーション上がります〜(*´艸`*) (2017年2月3日 17時) (レス) id: f99a1d7ef9 (このIDを非表示/違反報告)
きゃん - はじめまして!一気読みしました…!今まで読んだことのある中で一番好きかもしれないです…。これからも楽しく読ませてもらいます!!! (2017年2月3日 16時) (レス) id: a289eceab9 (このIDを非表示/違反報告)
花蜂(プロフ) - ぶるーさん» こちらこそ、どうもありがとうございました!\(^o^)/ (2016年8月22日 5時) (レス) id: f99a1d7ef9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花蜂 | 作成日時:2016年1月7日 12時