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錦戸side
さっきまでとは違う。
声を出して、子供のように泣いている。
俺のジーパンビチャビチャにしながら。
この体制キツイんとちゃう？と思いつつ
俺はただ、Aちゃんの頭や背中をなでながら
泣きじゃくるAちゃんをあやしていた。
・
数分後、鼻をすする音が聞こえた
「もう思う存分泣いた？」
そう聞いても返事はこない。
そうか、Aちゃん…
ここで、改めて知った。
ヤスの話を聞きながらどこか嘘であって欲しいと、嘘ではないかと思っていた。
「嘘ちゃうんや…」
今度は俺が泣いた。
Aちゃんにバレないように
静かに涙を流した
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作者名：舞×× | 作成日時：2015年6月16日 15時
