ともくんの

rd× 嫌われる勇気5 ページ15

pn

「んんっ…/ ふっ、んぅ…ぁっ、/」

スパーン！！！！！

ついつい見惚れてたらいつの間にか淳太が現れて、
シゲの頭を平手で撃ち抜いた。

「いってえええええ！！！！」

「ひっ、/ だぃ、？！」

「お前が神ちゃんの人気落としてどうすんねん。」

ほい、とシゲから神ちゃんを離した淳太は
すぐ近くに座り込んでいた俺に預けた。

涙目でもすごく嬉しそうな神ちゃんを抱き止めて
ぎゅーっと抱き締める。

「ちゃうねん淳太！
　俺やっぱり神ちゃんが好きや！忘れたくない！！」

「んなことわかってるわ！
　俺が言いたいのはこんなとこでってことや！」

当の本人は真っ赤になって下を向くから
すべすべなほっぺにキスを落とした。
嬉しそうに、でも恥ずかしそうに笑うから
きっとシゲのそのパワーが効いてんねやろうな、

「なあ、神ちゃん。
　俺もう絶対離れへん。だから俺のとこに戻ってきてください」

「…っ、/ でも…」

「そんなん関係ない！俺はともが俺のこと好きってことが大事!
　ともがおったらなんもいらん！！」

俺らの前に跪いて顔を神ちゃんに寄せた。
不安そうな顔をしながらも頷くとシゲは俺ごと抱きしめた。

「シゲ、苦しい…」

「ええねん、ええねん！なあ！」

久しぶりに戻ってきた楽屋の雰囲気に思わず頬が緩む。
神ちゃんもシゲとなら幸せになれそうやな。
お兄ちゃん取られて寂しいけど、
これはこれでいっか！

「よかったね、神ちゃん」

「うんっ、」





fin










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お読み頂きありがとうございました。
今月は誕生日ラッシュですね。
追いつかず、諦めました笑



ぐだぐだにお付き合いしていただきありがとうございました。
いつもお読み頂き感謝ばかりでございます。
至らない点等ありますが、
ご意見ご感想頂ければ嬉しい限りです。

これからもsuta.をよろしくお願いいたします。

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