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あっくん怒っちゃった。
俺が変に恋人って言うてたからかな?
もしかして、あっくん無理してる?
「やだっ、…」
「は?」
「あっくん、怒ったら嫌…っ怖い…っ、
怒るならいいよっ、別れよっ、な?ごめんなさいっ」
「えっ、ちょっ、まっ、え?」
膝から降りて、ごめんなさいって頭を下げた。
すぐ別れちゃうとは思ってたけど、
嫌われるくらいなら、俺は別れる!
でも、あっくんそんなんきにせんでいいのに。
俺泊まりに行きたいも、家に来てって頼んだこともないのに…。
「待てって!お前さあ…だいたい、恋人おんのに
無防備すぎやって、俺のこと好きやないんか、?」
「へ…、好きやけど、」
「流星に襲われてたらどうする気?」
「嫌な思いすんの俺やし、別に…大丈夫」
「はぁ…、俺は,?」
「あっくんは大丈夫っ、俺そんなん言わへんし、!」
「大丈夫なわけないやろ、恋人やで?」
「でも、恋人ってだけやろ…?」
今日のあっくんなんか変!
ずっとよくわからん声出したり、唸ったりしてる。
…どうしたん?
「ともは俺のことどう思ってんの?」
「…?
えっと、大好き、やけど、」
「俺もやで?」
「そ、なん?知らんかったっ、ふふ、知らんかったー!!」
「じゃあ、もう無しやで?
お泊まりも、俺のことやかせんのも、な?」
「しなーいっ、んね、あっくん、」
「ん?」
「すきい」
あっくんやっぱり今日は変!
顔がころころ変わるんやもん。
みんなもニヤニヤして。
もしかして、あっくんのこと好きになっちゃう?
あかんよ、俺のやもん!!
fin.
「なあ、流星とって…」
「流星とのんちゃんに挟まれて寝た!」
「は!?望!?」
「へ?うん、のんちゃんも一緒に…」
「なんやそれ!!心配して損したわ!!!!」
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作者名:suta. | 作成日時:2023年6月30日 22時