検索窓
今日:21 hit、昨日:45 hit、合計:55,270 hit

rd× ページ25

『神ちゃん!コンビニ寄ろう!デザート買うやろ?』

『なあなあ、これ買おうやあ〜!
 えへ、神ちゃんの唐揚げがいい!』

『今度はここに行こう!いつ空いてる?俺はなあ〜』

『今日仕事早く終わった!!会いに行ってもいい?』

『うへへ、おかえりってええなあ、』

『神ちゃんええ匂いする。ずーっと嗅いでたい』

『こっち向いてや!ええ写真撮れた!!』

『風呂、一緒に入らん?』

『会いたいなあ。仕事休みたい!!』

『神ちゃーん!構って!!!』




どれもこれもシゲの愛情ばっかり。
こんなにもシゲは俺のこと愛してくれてたのに。
なんで俺はなにも返されへんかったんやろう。

シゲに会いたいって言えば良かっただけやのに。

俺もって言えば良かったのに。

それやのに、俺は流星の名前を呼んだんや。
最低や。…あんなに会いたかった人の名前やのに。

…もう一回、好きになってくれへんかなあ、

「シゲ、会いたいなあ…、
 俺っシゲのことほんまにっ…大好きやって…、
 もうっ…遅いっ…けど、…ごめんなさいっ…」


















『夏といえば!なんですか?』

「んー、俺は祭り!!かき氷とか色んなもん食うねん!」

「俺は…、海、かなあ。」

「え!?泳がれへんやん!!」

「…うん。でも、流された時にシゲが助けに来てくれたから」


『どこか行きたいところはありますか?』

「シゲんち!!行ったことないし!笑」

「俺は…、ずっと行きたかった居酒屋かな、
 同じ人と、同じメニュー頼んで、とか?楽しそうやん?」


『行くなら、過去?未来?』

「んー、俺は未来かなあ、
 どんなんなってるか俺だけみんの。
 んで、色んなん真似して大金持ちなるわ!あ、今もか!」

「俺は過去。やり直したいこと、いっぱいあるから、」














「神ちゃん」

「ん?」

「今日のインタビュー、シゲやろ?」

「…うん」

「なんで急にそんなことしたん?」

「…俺、まだ好きやから…諦めたくないねん、
 でもな、シゲに好きって伝わればいいねん」

「…神ちゃん」

「シゲに好きって、言うねん、」














「シゲっ、今日このあとないよなっ
 よかったら、ご飯行かへん…?」

「あー、今日、んー、」

「流星ものんちゃんも、一緒っ、どう?」

「あー、まあ、それなら、うん、」

2人やったら行きたくないんや。
いや、頑張るって決めたし!

「シゲっ、いっしょに、すわろっ、」

rd×→←rd×



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
147人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:suta. | 作成日時:2023年6月30日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。