ともくんの4 (ページ7)

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rd× ちゅーして5 ※ ページ7

「えっ…」

「痛いんやろ？」

「…シゲこそ、痛いんやろ？ごめんな、いっつも俺ばっか」

「え？なんで？俺そんなん思ったことないで？
　毎回気持ちくて俺すぐ逝ってまいそう」

「え！？そーなん！？
　俺、シゲ痛いやろうなって思ってたのに、」

「痛くないよ！神ちゃんこそ痛いやろ？」

「な！何言うてんの!
　シゲとするの気持ちいのに、シゲすぐやめちゃうし
　ちゅーもしてくれへんから悲しいもん…」

「へ？/ あ、そ…、あああ！もう！」

「し、シゲ！？」

気がつけば個室に詰め込まれて後ろで鍵が閉まった。
ドアに押し付けられた体には、既にシゲの手が這い回ってる。
絡めては水音がして、頭ごと溶かされてしまいそうになる。

「はぁっ…ぁっ、ん、/ はあはぁ…っ、ぁっ、ん、/」

「神ちゃん、触って」

「、ぅん、」

かちゃかちゃとベルトを外してファスナーを下ろす。
熱くなったのが押し返してて、その先を濡らした。
俺も同じ気持ちやで、そう伝わって欲しくて
壁に背中をつけたままずるずると下にしゃがみこんだ。

「かっ、神ちゃっ、/」

「…ぃ、嫌、？」

「んなわけないやん、してくれんの？」

「ん、…っ、/ はむ…っ、/ んっ、/」

「やばっ…/ 気持ちええ、神ちゃんやばい、/」

「んっ、/ んっ、んっ…ぁ、ぁ/ ちゅ、…んちゅ、」

「ごめん、出さして、」

「んぐ！？/ ぁっ、んっ/ んぁっ…っ、/」

打ち付けられるように喉奥に押し込まれると熱いのが中で弾けた。
受け止めるように必死に飲み下すと今まで出来なかったことに喜んでしまう。
こんな風にされたかった。余裕の無い顔が見たかったんやもん。

「はぁっ…、はぁ…っ、/ごめん、俺無理」

「…っ、シゲ？やっ、ぁっ、/」

さっき吐き出したのに硬いままのを俺の顔に押し付ける。
先が濡れてるから俺の頬や口に当たると音を立てた。

「ごめん、ちゃんと落ち着かせるから、
　あとちょっと、ごめん、」

はあはあ言ってシゲが息を整えてる。
俺とシたくないから、必死なんや。
俺の思いなんか届かんに決まってる。

「だい、丈夫っ…、はは、…、ごめん、」

「神ちゃん、ごめん、飲ませたりして。
　俺、興奮してもうて、ごめんっ、大丈夫？ごめんな、」

「シゲ、そんなに嫌…？
　俺のこと、嫌なら別れたらいいやん…、
　俺、嬉しかったのにっ…、もういいっ、シゲなんか嫌いやっ」

「えっ、神ちゃっ」

大きな音を立てて扉を開けた。
トイレを飛び出した。

掴んだ携帯からの着信は流星やった。