rd× ラストチャンス5 ページ2
「…」
「他は？みんな、何してくれた？
送り迎えとかやんな、？照史やりよるしなあ〜、
みんなに、勝てる気なんか…これっ、ぽっちも…っ、」
「だいき、泣かんとって」
「ともの方が辛い思いしたんや、こんくらい平気や」
「だいきっ…」
「っしゃ！！とも、もう寝るやろ？」
「…」
「ごめん、あかんかった？とも、どしたん、なんで泣くん…？」
「…んーん、大丈夫」
「とも、大丈夫ちゃうやん、泣かんといて
ぎゅーしてあげるから…っ、ちゃうな！アイス買ったるで」
「…もう寝る」
「一人で泣いたあかん！あっ、違っ、ごめん、
アイス買ってくるわ。な？だから泣き止んで」
「…ん、」
「…とも、ごめん、照史、呼ぼ。」
「…」
「…もしもし、照史？今から神ちゃん家来れる？
ぉん、…いや、おん、…そっか、ええよ、ほかに頼む、
悪いな、俺？…いや、大丈夫、おん、おん、ん、お疲れ」
「…照史、なんて？」
「ごめん、来られへんねんて。
小瀧なら今日空いてんねやんな。掛けてみるわ」
「…」
「あっ、ごめん、安心して？すぐ来てもらうから。
不安やんな、大丈夫やから。俺、すぐ出るし！」
「…」
「とも？ごめん、泣かんといて？」
「触んなやっ！！早よ帰れば！？とっとと出てけよ！！」
「っ、ごめん、…でも泣いてんのにとも一人にできひんっ…」
「でもだいきはいてくれへんねやろっ…？！」
「…いていい？とも、ごめんなあ…」
「ごめんじゃなくて、すきがいぃ…っ、」
「ちゅしたい」
「だーめ。みんなおるやろ」
「やや！！」
「ほんならぎゅーは？だっこでもええけど…」
「どっちもする」
「ん、おいで」
「…はぁ、俺の神ちゃんがあ」
「ほんまや、あんな5歳児に取られて」
「神ちゃん俺のヨかったやろ？またしいひん？」
「あほ！俺の方が良かったやんな！」
「んー？みんなのきもちかったよ？」
「あー！もう！あかんって！俺だけでええの！！」
「だってしげが悪いやん。神ちゃんのまたして欲しい〜！」
「んふふ、いいよ。シゲもおるで？」
「は！？なんでおんねん！」
「ほんまや！はよ別れろや！」
「くふふ、だいき嫌がられてんなあ、」
「うん。ともが嫌がらんならなんでもいい。」
「俺は好きよ」
「ん、俺も」
「くっそ、あとちょっとやったのに」
「嘘つけ！お前振られてたやろ」
「うわ、バレた！！」
fin
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作者名：suta. | 作成日時：2023年1月14日 14時
