rd× ラストチャンス4 ページ1
「とも、」
「用ないなら帰ってや」
「…ごめん」
「ええって」
「照史が好き?」
「…関係ある?」
「幸せにしてもらえるしなっ、俺よりさかっこええし、
…構って貰えるやろ?幸せになれる、」
「うん」
「とも俺といてくれてありがとう」
「んーん」
「寂しい思いさせてごめん」
「大丈夫」
「とものことだいすき」
「…」
「愛してる」
「聞きたくない」
「…俺は聞きたい。ともは?…ってもうないか、」
「…」
「よっしゃ、帰るわ、
とも、いや、神ちゃん。今までごめんな。」
「…んーん」
「最後に抱きしめていい?」
「…」
「嫌か、ごめんごめん。」
「っ、待って、」
「ん?」
「…ちょ、っとだけ、なら」
「その顔、無理してるやん。ごめんなあ…気づかんくて」
「…無理なんかっ」
「神ちゃんは笑っててほしいの
俺とじゃもうだめやから、誰かと幸せになって。」
「…」
「あ、でも俺は神ちゃん好きやで?ずっと、好き。」
「…やめてよ、そんな思ってないくせに」
「思ってるよ。
だから今、神ちゃんのこと裏切ってたのが悔しい。
…ほんまに。ずっと寂しい思いさせてごめん。」
「…風邪、引いた時」
「うん」
「シゲがな、ぎゅってしてくれたん嬉しかった。
…やからどうしてもかえってきてほしくて、
でも疲れてるって言われたら、俺…」
「ごめん、ごめんなあ」
「…しげのにおいする、あったかぃ…」
「神ちゃんも、やわらかいなあ、甘い匂いする
ごめん、あとちょっとだけ」
「んっ…/ ちゅ、…んっ、」
「はっ…やばぃ、んっ、こっち向いて」
「んゃっ…/ だぃ、っ、/」
「っ、ご、ごめん!!」
「…ぷはっ、/」
「ごめん、ごめんなあ、どうしよ、照史に悪いわ、
拭いたらいい?これ、使い?ティッシュ!」
「…、使いたいのは、だいきやろ?」
「え?」
「はい、拭けたよ、」
「…」
「んっ、/な、なにすんの、またふかなあかんで?」
「俺はともとちゅーしたん忘れたくないの」
「…俺もやもんっ、」
「…いいん?俺なんかで、」
「うん、」
「…なあなあ、」
「ん?」
「照史に負けへんくらい頑張るから、
望よりともから離れへんし、
淳太より美味い飯にも連れて行くから、」
「だ、っ、いき?」
「濱ちゃんより優しくできるかな…、いや頑張るし!
流星よりキスする、な?
…みんなより夜だって満足させられるようにする
お願い、また俺のところ戻ってきて…」
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作者名:suta. | 作成日時:2023年1月14日 14時