◯ ページ18
赤
「可愛いや すが取られるかと思った。
もう俺のやからおーくらに触ったあかんで？」
「触っちゃダメなの？」
「当たり前やろ？じゃないと…」
腰に手を回してスッと撫でる。
びっくりした真っ赤な顔で俺を見て
「な、なにっ…」
「俺すっごいことしちゃうかも。」
なんて軽くあしらえば
耳押さえてパクパクしてる。
「でもっ…」
「でも？」
「す、すっばるくん、なら…うれし、かも…/」
こいつ俺に喧嘩しか売れんのか。
なんやねん。いますぐ食いたなる。
阿保。
可愛い、食いたい。でも隣には。
がちゃ…
「これ、俺の。
だから家持って帰るわ。」
担がれた亮が顔を抑えておーくらと出てきた。
「あ、おん…」
「んな、また明日。」
そういうと颯爽と出ていく。
2人でぽかんと見つめてたけど
あ、そっか。もう俺ら2人や。
「や す…あの、行こ。」
痛くない方の腕掴んでベッドに倒れ込む。
唇重ねたら奥へ奥へと進めたくなる。
お互い我慢できひんのか服に手をかけて
ベッドの下へ投げ捨てる。
「…これ、」
「引いたやろ…？やっぱり…」
体中に付くおーくらの跡。
クッソ悔しいな。こいつの体見たんはあいつか。
や すが辞めるつもりなんか、
身を捩ってシーツを手繰り寄せる。
「ごめんっ、着替えるね。」
起きあがろうとしたや すに唇押し付けて
体中に指を張り巡らす。
驚いた顔してキスに応えるけど
体が正直に反応し出す。
「な、これ一個ずつ上書きしたい。」
「…してくれんの？」
当たり前やろ、そう耳元で呟けば嬉しそうに微笑む。
腹も背中も胸も足も、至る所に跡がある。
指でなぞりながら強く吸えば
さっきよりも濃い跡が付いて主張する。
「ん、」
「んっ…/ あり、がと、/ お礼、してい？」
そう言うや否や起き上がってキスをする。
や すの手が俺の下着にかかって、
首、胸、腹と徐々に唇が降りていく。
「ちょ、え、？いいん？」
「ん…/ 俺、下手やけど…/」
そりゃもう口でなんて嬉しい限りやろ。
手が痛いんかゆっくり引っ張って舌を這わせる。
「んっ…/ ちゅ、んっ、ぁぅ…/」
俺の方を見ながら、いやらしい顔で舐め始める。
うわ、そんなちっさい口の中に…。
「くっ…」
「ひはふふぁぃ…/？」
「おま、あほ！動かすな！」
がっちがちに硬くなったの舐めて
口の中がいっぱいになってる。
小さい口必死に動かして、吸いよるから…
「あっ、やばい、ぅっ…」
「んぅ？っ！、/ けほっ…/」
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作者名：suta. | 作成日時：2021年3月21日 2時
