【シリウス・ブラック】証 ※ ページ35
「シリウース！！」
そう言って肩を組んで来たのは、同じ寮のA。
俺に身長を合わせる為に少し背伸びをしているAが本当に愛おしい。
この気持ちを心に留めておくだけじゃこの関係は続くって事は知ってる。でも、タイミングが分から
ないからどうも出来ないこの気持ち。
「、、、シリウス？考え事なんて珍しいね？」
「そうか？まぁ、俺は頭脳派って事だな」
「考え事したら頭脳派なんて初めて聞いた、、、それより、今伝えたい事があって来たの！！」
今ジェームズが先生に説教くらってるの、と笑いを堪えながら言うA。
伝えたい事と言われた為、告白でもされるのかと思ってしまった。情けねぇ。
「まじか！？ちょっくら様子見でもしに行くか！！」
「そうと決まれば、早く行くよ、シリウス！！」
そう言って廊下を駆け出したA。
「、、、！！あ、ちょっ」
駆け出した途端、盛大にこけたA。受け止める間も無くその場に倒れ込んでしまう。
「いったぁ。、、、まぁ、怪我ないなら問題は、、、な、い、？」
「ない訳ないだろ。ほら、ここ血出てる」
Aの頬に手を添え、目を合わせてそう言う。
「え、どこ、？」
「手の甲」
そう言ってAの顔を俺の方向に優しく向かせる。
「、、、手、退けてもらわないと向けない」
「怪我なんて見なくて良い」
「、、、なんで？」
そう言うAに顔を近付けると、どんどんと顔を赤くする。
「俺の事ずっと見て欲しいから」
後にも引けなくなり、言ってしまった。
「、、、まぁ、人来たらあれだし、もう行くか。」
ほら、と言いながらAに手を差し出すと、少し間が開きながらも俺の手を取るA。
「ジェームズの怒られてるとこ見に行くんだっけか？」
「うん、そうだ、、、け？」
「確かな。、、、じゃあ、行くか。」
そう言って進み始めるとAが呼び止める。
「待ってシリウス。手、離さないの？」
「、、、別に良いだろ」
「一時的だが、俺のAって言う証だ＿」
証〜完〜
【リーマス・ルーピン】可愛い嫉妬→←【ジョージ・ウィーズリー】お前だけには
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジンゾウ。 - ソラ·マルフォイで生まれ変わりたいさん» ルシウスの話が書けなくて、本当にすみません！！ (2月27日 21時) (
レス) id: 88e14195ed (このIDを非表示/違反報告)
ジンゾウ。 - ソラ·マルフォイで生まれ変わりたいさん» 感想ありがとうございます笑。リクエストの件は、ルシウスの性格が掴め次第書かせていただきます！！ (2月25日 22時) (レス) id: 88e14195ed (このIDを非表示/違反報告)
ソラ·マルフォイで生まれ変わりたい - すいません…叫びます(?)ｯｯｯｯｯ…ルーピン先生尊すぎませんかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!??…失礼しました笑 リクエストでルシウスさん書いてほしいです！ (2月25日 14時) (レス) @page4 id: cd55995075 (このIDを非表示/違反報告)
ジンゾウ。 - カナコさん» 承知致しました！！リクエスト、？有難う御座います、！！ (2月24日 0時) (レス) id: 88e14195ed (このIDを非表示/違反報告)
カナコ(プロフ) - ジョージの話もお願いします！ (2月23日 23時) (レス) id: 6b66d8e051 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ジンゾウ。 | 作成日時：2023年12月30日 1時
