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稲荷崎には後輩に好かれすぎる
マネージャーがいるらしい。
そんなマネージャーの緩い日常。
侑「のんちゃん！！のんちゃーーん！
助けて！サムがいじめてくる！」
治「ツムやかましいわ。のんちゃんちゃうで。
先にいじめてきたんはツムの方やわ。」
「うんうん。今これ片したら話聞くな。」
今日もまたいつものように双子の喧嘩が始まった。
双子は喧嘩が始まるといつも私の元に駆け寄ってきて
どっちが悪いかと聞いてくる。
大抵侑が治にふっかけて喧嘩するパターンだけど。
侑「のんちゃん片づけはサムにやらせとけばいいから話聞いて？な？」
「ちょ、侑離れて。暑い。」
涙目でこちらに向かってきたかと思えば
侑は私にベッタリとくっついてきた。
侑「いやや！！のんちゃんの温もり！まだ感じてたい！！」
治「キモ。はよのんちゃんから離れろや。」
そういうと治も負けじと参戦してくる。
180超えた大男2人に挟まれたら身動きなんて取れない。
北「はよ、はなれ。」
「信ちゃんありがとう」
そんな私をみかねて信ちゃんが声をかけてくれた。
信ちゃんには逆らえないらしく
悔しそうに離れていく。
角名「のんちゃんまた今日も絡まれてたね。」
一連の流れをニヤニヤしながら見ていた
角名が話しかけてくる。
「そうそう。容赦なく体重かけてくるから
毎日筋肉痛との戦いだよ。
たまにはりんたろも変わってくれる？」
角名「俺は、見る専だからさ。
侑と治と変わるなら全然構わないけどね。」
「大男が大男になるだけじゃん。」
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作者名：ぴぴ | 作成日時：2024年3月3日 1時
