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断る理由もなく、食堂の椅子に腰掛ける。
赤葦「たまたま食堂の方見たら明かりがついて
気になってきてみたら一ノ瀬さんでした。」
赤葦はまた真顔で一切目を逸らさずに言ってきた。
”そうだったんですね。今日もお疲れ様でした。”
私がそういうと同い年だしタメで話さないかという
提案をしてくれたので快く了承する。
赤葦「ありがとう。足大丈夫？」
”うん大丈夫だよありがとう。勲章なんだ。”
赤葦「ふふふ。強いね。」
赤葦「何か困ったことあったらいつでも手伝うからね。」
気づいた時には赤葦は真顔ではなく
優しい目でこちらを見ていた。
赤葦「黒尾さんと仲良いよね。」
”黒尾先輩がよく気にかけてくれるんだ。”
赤葦「そうなんだ。てっきり付き合ってるのかと思った。」
”違うよ。それに黒尾先輩好きな人いるしね。”
それを書いていると少し思い出してしまう。
私に何かできるわけではないのに
最近助けてもらった恩を返したいとばかり
考えてしまうようになった。
赤葦「へぇ。ラッキーだ。」
赤葦「じゃあ、一ノ瀬は黒尾さんのこと好き？」
”わからないけど、先輩としては好き”
このラッキーの意味がよくわからなかったが
赤葦はこのまま話を進める。
赤葦「俺、去年の春高見て一ノ瀬のことかっこいいと思ったよ。」
”ありがとう。嬉しい。”
赤葦「でもそれよりさ、可愛いなって思ったんだよね。
多分、一目惚れしたと思う。」
え、
赤葦「俺、一ノ瀬のこと好きだよ。」
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ぴぴ(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます。頑張ります＾＾ (3月1日 19時) (
レス) id: 2e3bf243e3 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (3月1日 18時) (レス) @page17 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ | 作成日時：2024年2月28日 2時
