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宿に着くと、そこからまたご飯やお風呂など色々と動く。
私は、女の子なのでみんなとは別部屋だ。
広々とした部屋しかないらしく、そこにポツンと一人は流石に寂しい。
かといって女性は私以外一人もついてきていないので
仕方なく端っこに布団を引く。
あぁ、疲れた。
行儀が悪いとわかっているが着替えずに布団にダイブしてしまった。
慣れない土地に加えて久しぶりの遠征。
マネとしての仕事も重なり１日目とは思えない疲労感だ。
これがまだあと３日あるなんて信じれらない。
でも頑張るって決めたからもう諦めないって決めたから。
よしと私は気合い入れに自分の顔を叩く。
それと同時に黒尾先輩がドア前で喋りかける。
黒尾「Aお風呂はいちゃって〜。
てかさっき何か殴る音聞こえたけど大丈夫？」
少し強く叩き過ぎたせいで真っ赤になった顔のまま
ドアを開ける。
黒尾「おい！大丈夫か！？誰にやられた！」
すごく心配されたが、お辞儀をしてお風呂場に向かう。
黒尾先輩は何か言っていたが疲れでほとんど何も聞こえなかった。
ヒリヒリした頬を抑えながらシャワーを済ませ
ゆっくりと湯船に浸かる。
事故が起きてから３ヶ月が経った。
まだ完全に治っていない足をそっと撫でる。
時々痛むし、今でも思うように歩けない。
走るなんて尚更だ。
今日みたいに沢山足を使う日は
見えないところでずっと足を引きずっている。
それでも、後悔はあまりない。
あの日。マネージャに誘ってくれたあの日。
それが無ければ私はずっと後悔していたと思う。
人から見たらグロテスクな手術痕もここのみんなは
勲章だと生きている証だと言ってくれる。
これが何よりありがたいことか。
色々と考え過ぎて
長風呂になる前にさっさと上がって着替え始める。
部屋に戻る途中、ちょうど孤爪とすれ違った。
何かいいたげだったが気にも留めず部屋へ戻ろうとする。
すると急に服の袖を掴まれた。
研磨「ちょっと待って…
あのさ、よかったら少し話さない？」
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ぴぴ(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます。頑張ります＾＾ (3月1日 19時) (
レス) id: 2e3bf243e3 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (3月1日 18時) (レス) @page17 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ | 作成日時：2024年2月28日 2時
