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白いケムリ。 ページ11
「…というわけや。」
「へー」
「ふーん…」
「リアクション薄っ！」
「このティッシュは残り何個くらいあるんですか？」
「話そらした…」
「200個ぐらいやろ」
「うぅ…」
ただでさえ、細かい作業が苦手なのに…
気が遠くなりそう…
ちょうどその時、横山さんが帰宅。
「ただいま〜…って、全然進んでないやん！まだ二箱あるんやで!?」
「えっ!!そうなん!?すばるくん、なに呑気にタバコ吸うてんのっ」
「そうですよ！手伝ってください！」
「はぁ…」
ため息と一緒に、煙草の白い煙が吐き出される。
「今日は帰ろうと、思ってたけど…しゃあないから、手伝うわ」
錦戸さんの隣に横山さんが座る。
「あっ」
「どしたん？」
横山さんがこっちを向いた。
「八の字ですね、まゆげ。」
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作者名：アルー | 作成日時：2016年2月27日 12時
