検索窓
今日:4 hit、昨日:13 hit、合計:59,240 hit

traveler3 ページ3

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*

蘭ちゃんの記憶喪失事件からしばらく色々考えてみたものの、私が蘭ちゃんにしてあげられることなんてほとんど無くて、軽くショックを受けつつも、私には私の日常と仕事があるので、今日も今日とて、仕事に没頭していた。





『いらっしゃいませ!』





伊達「何だか空元気さが滲み出てるな。」





『航兄さん……。』





萩原「この間、あの子の前では元気だったじゃん!!」





『だって……。細かい事情は省くけど、私には私なりの悩みがあるんですぅ……。美和子さんの事だって……。』





松田「んな顔すんじゃねぇよ。アイツなら大丈夫だろ。あんなんでやられる奴じゃねぇ……。」





萩原「って本人は言ってるけど、なんだかんだ陣平ちゃんも佐藤ちゃんのこと心配してるんだよwwww」





松田「だぁぁぁぁぁぁぁ!!俺のことはいいんだよ!!それよりあの記憶喪失の嬢ちゃん、ちょっとばかし面倒事になってるみたいだぜ?」





『面倒事?』





伊達「あぁ……。どうやらあの事件の時、犯人の顔を見てるかもしれないらしくてな、命を狙われてる可能際があるみたいなんだ。何度か誰かに見られてる視線を感じてるらしい。」





『ちょっと!!面倒事所じゃない!!大変な事になってるじゃん!!蘭ちゃんどうしてるの!?』





伊達「今は高木と千葉が交代で常時護衛についてる。」





そっか、高木刑事と千葉刑事が……。


それなら多少なり安心だけど、私個人的にはそのローテーションに航兄さんも入ってくれると非常に心強いのだが……。


いや、別に高木刑事と千葉刑事を信用してないわけじゃないよ!?


断じてそういうわけじゃないんだけど、なんだろう……私の個人的な願望であって……。


いや、やめよう。


これ以上はただの言い訳にしか聞こえない。


それに、航兄さんには航兄さんの仕事があるだろうし、人選は恐らく目暮警部だろう。


高木刑事も千葉刑事も優秀な刑事さんだもん!!


それに、常時護衛みたいだし…………そうだ!!いいこと思いついた!!


凡人の私にしちゃ割といい案が出て、さっきまでの空元気は何処へやら……。


突然様子が変わった私に、航兄さん、研二さん、陣平さんが揃って不思議がってたのは言うまでもない。


午後の仕事?


そりゃあもう、捗った、捗った!!






ー夜ー

『という訳で、私も一緒にいること多くなるかも!!』

traveler4→←traveler2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (70 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
110人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

蒼桜 - いつも楽しく拝見しております。 前のシリーズでも【即視感】と表記されてますが【既視感】ではないでしょうか?少し気になったのでコメントさせていただきました。これからも更新頑張って下さい。楽しみに待ってます!! 長文失礼しましたm(_ _)m (2019年9月1日 14時) (レス) id: d562e64b61 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆずポン酢 | 作成日時:2019年8月25日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。