traveler14 ページ14
少年探偵団は最前で、残りの私達は後ろで大人しく待ていることに。
その時、スマホに着信が入った。
掛けてきたのは研二さん。
『もしもし？』
萩原｢おっ出た。随分賑やかな音がするな。まだトロピカルランドにいるのか？｣
『うん。今ちょうどパレード見てるの。』
少しでも音を遠ざけようと、少し建物の影に。
その際ちゃんと女子組と哀ちゃんにジェスチャーで伝えておいた。
萩原｢俺達さ、ちょうど今仕事終わったんだよ。長居は出来ないだろうけど、合流しない？｣
『俺達？』
松田｢よぉ、楽しんでるか？｣
『陣平さん！？』
松田｢おう。俺以外にも伊達と諸伏もいるぞ。｣
萩原｢Aが言ってたから降谷はあの少年といると思って連絡してないwwww。｣
『ひっでぇwwwwまぁ、大丈夫だと思うよ。合流しよう♪』
零さんを除いた警察学校組がトロピカルランドに来ると聞いて少し浮かれてしまったのかもしれない。
少し遠くで少年探偵団の何やら焦った声がした。
そちらに目を向けた次の瞬間、阿笠博士が撃たれた。
拳銃の発砲音はしなかった。
多分、サイレンサーを付けてるんだ！！
『阿笠博士！！』
哀ちゃんが阿笠博士を守るように立つ。
萩原｢A！？どうした！？｣
『今、阿笠博士が蘭ちゃんを庇って撃たれた！！』
警察学校組｢｢Σ！？｣｣
すると、私の横を猛スピードで通り過ぎる蘭ちゃん。
待って！！今離れたら危ない！！
諸伏｢A、撃たれたってことは犯人は銃を持ってるんだな！？｣
『うん！あと、発砲音がしなかったから恐らく、サイレンサーを装着してる！！蘭ちゃんが危ない！！』
思ったより蘭ちゃんが走るのは早くて、そこまで話して私は１回通話を切った。
何を思ったのか知らないけど、今1人になるのは絶対阻止しなきゃ！！
『蘭ちゃん、待って！！』
A家のAちゃんを舐めんなよぉ！！！！！
年甲斐もなく、本気を出せば、何とか蘭ちゃんの腕を掴むことに成功した。
蘭｢ーーーっAさん……。｣
『蘭ちゃん、1人になっちゃダメ。大丈夫、私がついてる！！』
蘭｢ダメです！！私といちゃダメです！！私と居たらAさんが危ない目に！！｣
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蒼桜 - いつも楽しく拝見しております。 前のシリーズでも【即視感】と表記されてますが【既視感】ではないでしょうか？少し気になったのでコメントさせていただきました。これからも更新頑張って下さい。楽しみに待ってます！！ 長文失礼しましたm(_ _)m (2019年9月1日 14時) (
レス) id: d562e64b61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずポン酢
| 作成日時：2019年8月25日 16時
