夢色traveler〜探偵たちの鎮魂歌(人質ver,)〜

traveler15 ページ15

『零さん、零さん。起きて？今日お仕事は？』





寝ている零さんの方を優しく揺すりながら声をかけるとゆっくり瞼が開いて、アイスブルーが顔をのぞかせる。






降谷｢今何時だ……？｣





『朝の7:00。』





降谷｢悪い。起こしてくれてありがとう。今日は仕事と言えば仕事だが、急ぎじゃない。準備してくるから他の奴も起こしてもらっていいか？」





『了解。』





零さんのセリフを聞いて、“起こしてよかった“と心から思った。


零さんに言われた通りそれから順番に一人一人に声をかけ、起こしたおかげで少しずつズレが生じ、朝の支度がスムーズに行われていた。





降谷｢Aもスグ出られるように準備しておけよ？｣





『え！？まぁ、するけど……。』





降谷｢この後全員で警視庁だ。昨日の件でな。｣





『なるほど！！そういうことか！！』





何事も早いことに越したことはないもんね！！


こっちとしても忘れる前に話しておきたいし！！


全員無理のない速度で身支度を済ませ、9:00頃家を出ることが出来た。


目的地は警視庁！！


皆で仲良く同時刻出勤じゃ！！


私、警察関係者じゃないけどもね！！




　 ーENDー

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