traveler13 ページ13
『いい……別にアレに乗りたくてミラクルランド来たわけじゃないもん……。アレに乗るより今はみんなの側に居たい……。』
さっきそれを強く願ってしまったから余計に。
萩原「やだぁ……俺達のA可愛すぎでは?」
諸伏「久々に“グッ“ってきた……。」
松田「おい萩、ヒロその辺にしとけ。今はふざけて言ってるわけじゃねぇんだ。」
伊達「松田の言う通りだぞ。怖い思いをした後だ。」
松田「爆弾の近くにいた事は何度かあるが、身につける羽目になったのは今回が初めてだ。しかも俺達からの連絡はギリギリまでない。不安と怖さでいっぱいだったはずだ。」
突然“陣平さんの優しさ“という供給を過去最大レベルで受けた私は面白いくらいに“ピタリ“と涙が止まった。
あまりにもレア過ぎて…………。
え?これ現実?
今だけは零さんに抱きしめて貰っててよかったぁぁぁぁ!!
多分、今の私は相当なアホ面を晒してるはずだから!!
そして何より陣平さんの言ってることが間違いじゃないってこと。
最後かもしれないのにこの人達の側に居れないことが凄くもどかしかった……。
だから今はこうやって甘えている訳で……。
なんか、今なら何言ってもイジられないし、要望通りそうだから言っちゃおうかな……。
私は少し身動ぎをし、一旦零さんからの抱擁から逃げ出した。
しっかり5人の目を見て告げた。
『もし可能であれば、今日は一緒にいたい…………です……。』
降谷「なら、俺の家だな。」
松田「このまま直行でいいだろ。」
伊達「後でナタリーに連絡入れとく。」
諸伏「俺も昴に連絡入れとこ。」
萩原「降谷ちゃん、家行く前にどっかコンビニ寄って〜。足りないもん買いたい。」
みんなが優しすぎて辛い……しんどみがカンストした……。
取りあえずスーパースネークに乗りに行ったメンツ待ちして、一通り終わったら帰ろうってことになったのだが、どうやらスーパースネークで一悶着あったみたい。
何人か疲れた表情してたし……。
もう夜も遅かったので事情聴取や、詳しい話などは後日行われることになり、この日は解散した。
と、言っても結局降谷零宅に着いた頃には12:00を軽く過ぎていた。
正直既に眠気が来てる……車の中結構危なかった。
降谷「今日に関しては気疲れもあるだろうから、さっさと寝る準備して寝よう。シャワーは明日の朝にでも浴びればいい。」
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浅櫻初虎(プロフ) - 映画版のハロウィンの花嫁を書いて頂きたいです (2023年4月20日 13時) (レス) id: da08aae9c7 (このIDを非表示/違反報告)
マロングラッセ - 映画版の紺碧のジョリーロジャーを書いてほしいです (2022年12月27日 23時) (レス) @page14 id: 9b3375dba7 (このIDを非表示/違反報告)
ブラウンクリーム(プロフ) - traveler10の所、シャーマンスープレックスじゃなくてジャーマンスープレックスです。 (2022年11月2日 18時) (レス) @page10 id: 3601d9121e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずポン酢(プロフ) - おんぷさん» OKです!!頑張りますwwww (2022年5月24日 18時) (レス) id: 94bbff69b5 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ - 難しかったらいいんですが、伊達さんがちょっと冷静じゃなくて同期組が落ち着かせてほしいです。長くてすみません。お願いできますか? (2022年5月24日 16時) (レス) id: 35ce01de37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずポン酢 | 作成日時:2022年5月22日 10時