traveler ページ1
『……前々から思ってたんだけど、デカけりゃいいってもんじゃないと思わない?』
諸伏「どうした?今日はいつにも増してひねくれてないか?」
松田「別にいつものことだろ。ほら、行こうぜ。」
現在位置ミラクルランドレッドキャッスル前。
メンバーはおなじみ警察学校組と私。
なぜこのメンバーでこんなところに来ているかと言うと、透さんの元に依頼が届いたからだ。
じゃあ、なんで当事者である透さん以外のメンバーがいるかと言うと、全員でその依頼を解決させて、その後ミラクルランドで遊ぼうという、子供が言い出しそうな理由だった。
言い出したのは楽しいこと大好き、我らが研二さん。
因みにこの大人数だったので、今日はワゴン車をレンタルして来た。
運転手はもちろん言い出しっぺの研二さん。
まぁ、研二さんなら安全運転だろうから、安心して乗っていける。
そして、恐らくきっと帰りも研二さんの運転だろう。
安室「なんでお前が先陣切るんだ……依頼されたのは俺なんだが?」
?「あの、失礼ですが安室探偵でいらっしゃいますか?」
安室「はい。僕がそうです。」
?「お待ちしておりました。わたくし、依頼人の秘書をしております、高田と申します。早速ですが、こちらへ。君、お車を。」
ベルボーイ「はい。」
高田さんの後について行き、たどり着いたのはだだっ広い部屋。
必要最低限の家具、天井からは大きなシャンデリアが2つぶら下がってる。
万年庶民の人間からすると、こういう場所は落ち着かないんだよなぁ……。
個人的にはあの工藤邸すらギリギリラインなのに。
高田「では、少々お待ちください。」
高田さんは部屋を後にした。
大人しく椅子に座って待っていたのだが……。
安室「妙だな……。」
伊達「分かる、違和感が凄いな。」
萩原「流石にちょっとセンスを疑うよね。」
『どういうこと?』
松田「椅子だ。部屋の雰囲気とあってねぇ。」
『言われてみれば……。』
部屋の中はほとんどが中世ヨーロッパを彷彿させるものに対して椅子だけシンプルなデザインで、悪くいうとどこにでもあるようなやつだった。
とてもじゃないけど中世ヨーロッパとは似ても似つかない。
つか、なんで全員部屋についてすぐそこに目がつくの?
私、言われるまで全然気づかなかったんだけど!?
64人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
浅櫻初虎(プロフ) - 映画版のハロウィンの花嫁を書いて頂きたいです (2023年4月20日 13時) (レス) id: da08aae9c7 (このIDを非表示/違反報告)
マロングラッセ - 映画版の紺碧のジョリーロジャーを書いてほしいです (2022年12月27日 23時) (レス) @page14 id: 9b3375dba7 (このIDを非表示/違反報告)
ブラウンクリーム(プロフ) - traveler10の所、シャーマンスープレックスじゃなくてジャーマンスープレックスです。 (2022年11月2日 18時) (レス) @page10 id: 3601d9121e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずポン酢(プロフ) - おんぷさん» OKです!!頑張りますwwww (2022年5月24日 18時) (レス) id: 94bbff69b5 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ - 難しかったらいいんですが、伊達さんがちょっと冷静じゃなくて同期組が落ち着かせてほしいです。長くてすみません。お願いできますか? (2022年5月24日 16時) (レス) id: 35ce01de37 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆずポン酢 | 作成日時:2022年5月22日 10時